2018年3月4日
【人命救助】人を助ける為に活躍したわんこ達のお話
犬ならではの優れた嗅覚を駆使して人命救助を行ってくれるのが、災害救助犬です。
地震や水難事故、大雪崩など、様々な場面で災害救助犬は活躍しています。
ここでは災害救助犬の中でも有名な3頭の犬をご紹介します。
※写真はイメージです。
バリー

バリーはスイスのサン・ベルナール修道院で人間に使役していた山岳救助犬で、犬種はセント・バーナードの祖先犬であるアルペン・マスティフだったといわれています。
バリーは寒さの厳しい山の中で、雪の日も嵐の日も走り回り、遭難者を探して40人もの命を救いました。
自分だけではどうにもできないと判断したときには、修道院まで急いで戻り遭難者を発見したことを伝えていたそうです。
また、バリーは山の中で凍死しかけていた少年を助けたという話がとても有名です。
自分の体温で少年を温めてから修道院まで背中に乗せて運び、その命を救いました。
他にも多くの人命を救っていたことから、バリーは巷ではすでに有名だったようです。
バリーはオオカミと間違われ射殺されたという噂がありますが、これは事実ではありません。
バリーは山岳救助犬を引退してからベルンに移され、そこで静かに息を引き取ったそうです。
その後はベルン自然史博物館に引き取られ、現在でもはく製として保存されています。
レイラ

レイラと訓練士である村田さんは、震災の翌日3月12日に現地に入りました。
そして、その中でレイラは決死の捜索を続けましたが、生存者はなかなか見つからなかったそうです。
災害救助犬は生きている人を見つけ出すのが任務のため、レイラは徐々に落ち込んでいきました。
通常、警察犬などは15分ほどしか集中力が持たないといわれています。
しかし、レイラはがれきで足を怪我しながらも必死で捜索を続けました。その結果、体重が半分まで落ちるほど衰弱してしまいました。
そして、人間の何百倍ともいわれる嗅覚を持つ犬のレイラにとって辛かったのが被災地の臭いです。
特に宮城県気仙沼市は大火事が発生し、家や工場、車などから悪臭が漂った中を人命救助のために走り続けたレイラは、ついに嗅覚を失ってしまいました。
災害救助犬として全うしたレイラは、引退して後輩救助犬を見守っています。
現在は、村田さんのそばで、のんびりと過ごしているそうです。
夢之丞(ゆめのすけ)

殺処分予定だった日に命拾いした夢之丞は、災害救助犬として育てられていきます。
そんな夢之丞が最初に救助活動を行ったのは、2014年に発生した広島の土砂災害です。
皮肉なことに、そこは生後4か月のときに捨てられた場所でもありました。そこで夢之丞は、泥だらけになりながらも必死で生存者を探しました。
夢之丞の働きぶりは、人々の間であっという間に広まっていきました。ネット上でも話題に上り、功績を上げた動物だけがもらえる栄誉ある「功労動物賞」を受賞しました。
その後は2015年のネパールの大震災、2016年の熊本大震災にも夢之丞は出動しました。現在も災害救助犬として人命救助のために奔走しています。
まとめ

このような人を助けてくれた犬たちに対する感謝の気持ちはいつまでも忘れないようにしたいものです。
文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。
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