2017年12月28日

【画像で解説】柴犬のタヌキ顔とキツネ顔の特徴や歴史について

国内国外を問わず人気の高い柴犬ですが、容姿が2種類にわけられることはご存知ですか?

タヌキ顔とキツネ顔の2種類に分けられる柴犬、それぞれの特徴や歴史などを紹介します。

「キツネ顔」タイプの柴犬の特徴は?

椅子の近くに立っているキツネ顔の柴犬 面長ですらりとした顔立ちが特徴的なのが“キツネ顔”タイプの柴犬です。体格も細身で凛とした印象を持つ柴犬ですね。

こちらのキツネ顔タイプは歴史が古く、なんと縄文時代の遺跡から同じ骨格が見つかったということから、別名「縄文柴」とも呼ばれています。

その時代から狩猟犬として活躍していたということで、歯もタヌキ顔と比べると大きくなっています。体格も少しキツネ顔の方が大きめです。

立っているだけで様になるかっこよさがキツネ顔の柴犬の魅力です。

▼走る姿
走る柴犬
▼リラックスしている姿
テラス席の近くの芝で座っている柴犬

「タヌキ顔」タイプの柴犬の特徴は?

正面から見るタヌキ顔の柴犬 一方の“タヌキ顔”ですが、こちらの特徴は丸みを帯びたフォルムです。

目や鼻なども丸く愛嬌たっぷりの見た目で、見比べてみるとタヌキにそっくりだったりします。

こちらのタヌキ顔は長い歴史の中でキツネ顔から派生した種類だと考えられています。

そのため「新柴犬」などと呼ばれたりもします。

人気のある小型の柴犬、豆柴などもこちらに分類されることが多いですね。

見ているだけでなんとなく癒される柔らかい風貌、それがタヌキ顔の柴犬の魅力ではないでしょうか。

▼走る姿
走る柴犬
▼リラックスしている姿
前足を組んでフセをしている柴犬

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子犬のうちは判断がつきにくい

両手で抱き上げられている柴犬の子犬 大人になるとはっきりと差が出てくるのですが、子犬の頃は判断がつきにくかったりします。子犬のうちはどの柴犬も目や鼻が丸く、鼻周りが黒いこともあってタヌキ顔に近く見えます。

そのために子犬の頃はタヌキ顔だったのに成長したらキツネ顔になっていた、ということもあります。

もしどちらかの決まった顔を飼いたいという場合は親犬を確認してみましょう。親がキツネ顔であればキツネ顔に、タヌキ顔であればタヌキ顔に成長していく可能性が高いですよ。

柴犬にも色々と違いが

部屋の中で並んでいる二匹の柴犬 一口に柴犬といっても色々と違いがあります。例えば毛色もその一つです。茶色っぽい赤色、黒色、白色、それらが混ざったような胡麻色と柴犬は現在4色の色に分けられています。

ですが現在飼われている柴犬のなんと8割が赤色の柴犬なのです。黒や白の柴犬は実は珍しい種類だったりします。

屋外で上空を見上げている柴犬 いかがでしたか?柴犬にも顔のタイプには二種類があったのです。タヌキ顔とキツネ顔、見比べてみるとそれぞれに違いがあり面白いですよ。

愛犬や街で柴犬を見かけた時は、どちらに分類されるかを予想してみるのも楽しいですね。今までとはまた違った柴犬の魅力に気づけるかもしれません。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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