2019年2月13日

犬が手のひらに顎を乗せる５つの理由

愛犬が手のひらに顎を乗せてくることありませんか？じっと見つめられたり、そのまま寝てしまったりすると中々動けなくなってしまいますよね。

とてもかわいいしぐさですが、この行動にはどんな意味はあるのでしょうか？

犬が手のひらに顎を乗せる理由①　「もっとかまって欲しい！」

雑誌や携帯を見ている時に愛犬が腕や手の甲にあごを乗せてきた、という飼い主さんの経験談はよく耳にしますよね。

犬の年齢や性格によって行動はさまざまではありますが、「遊んでほしい」「こっち見て」という時に犬は手のひらへ顎を乗せることがあります。

おもちゃなどで遊んで欲しい時は、こちらが動いた瞬間に「やった！」と言わんばかりにはしゃぐ様子を見せます。

同じ意味で手をクイクイと引っ張るようなことしぐさ（パピーリフト）も見られます。飼い主さんが余裕のあるときなら一緒に遊んであげたり、体をくっつけて撫でてあげたりすると満足する場合が多いです。

犬が手のひらに顎を乗せる理由②　「撫でて欲しい！」

愛犬が手のひらや膝など飼い主の体に顎を乗せているとき、じーっと見つめたり見上げたりするような視線ありませんか？

犬は信頼している人と体をくっつけていると安心感を覚えます。またこれは、大好きなあなたに甘えている証拠でもあるのです。

犬がこのような気持ちの時は、こちらが手を動かしたりしすると撫でて欲しい箇所を寄せてきたりします。

そんなときは撫でてあげたりマッサージをしてあげたりして一緒に時間を過ごしてあげると良いでしょう。

犬が手のひらに顎を乗せる理由③　「ごはんをください！」

お腹が空いている時や食べ物を見たときに「私にもください」という意味で顎を乗せることがあります。

人間でも人がおいしそうなものを食べていると「ちょっと一口頂戴」と言いますよね？それに似た行動です。

おすそわけをした記憶があるのであれば、もらえると思い込んでいるかもしれません。

もちろん、人間の食べ物はむやみにおすそわけしないほうがいいので飼い主さんはグッとこらえましょうね！

犬が手のひらに顎を乗せる理由④　「わがままな気分！」

犬は飼い主のしつけや飼われている環境によってそれぞれ個性が出てきます。

中には主張が強い性格の子もいますし、おとなしい子もいます。

その中には顎を乗せてグイグイ来るようなしぐさをする子も見られます。

これは自分の思い通りにならないときに「なんで伝わらないんだ！」と押し通そうとするしぐさの可能性があります。

もしも愛犬とのコミュニケーションに困っていることがあれば専門家に相談してみることも1つの有効手段です。

犬が手のひらに顎を乗せる理由⑤　「この前、これで喜んでたよね？」

犬は飼い主さんのリアクションをしっかりと見ています。

一度手のひらに顎を乗せた時に、かわいいねーと声をかけられて褒められたのが嬉しくて、なんども繰り返す子もいるそうです。

トイレを失敗した時に「きゃっ」と声を出されたのを覚えていて、「ここでトイレすれば飼い主が喜ぶ！」と勘違いしてしまうケースがありますよね。

それと同じで、自分の行動に対する飼い主さんのリアクションが気に入っている、ということです。


犬のしぐさや行動には何かしらの意味があります。

顎を乗せるといった身体を密着させるサインは飼い主にとっても嬉しいですし、考えていることをなるべく分かってあげたいですよね。

愛犬と飼い主さん両方が幸せに暮らせるようコミュニケーションは密にとっていきましょう。