2018年3月23日

犬を飼うならオスかメスか？それぞれの特徴を比較！

犬をお迎えする時に、性別のどちらを選ぶべきかについて悩む方も多いのではないでしょうか。

ここでは、それぞれオスとメスの特徴についてご紹介します。

オスの特徴

どちらの性別でお迎えするか決めるためには、オスとメスそれぞれの特徴を知る必要があります。

最初に、オスの特徴についてご紹介します。

やんちゃで甘えん坊な性格

メスと比較すると、オスはやんちゃで甘えん坊な性格をしています。

成犬になっても子供っぽいところがあり、元気いっぱいに動き回ります。

また寂しがり屋な一面もあるため、メスよりも留守番を嫌がったり、飼い主の後をちょこちょこと付いてくることがあります。

マーキングやマウンティングをする

比較的オスの方が縄張り意識が強く、自分の縄張りを主張するためにマーキングを行います。

また、人の足やクッションなどにまたがって腰をふる。『マウンティング』が多いのもオスの特徴です。

特に、生後7～18か月の間は男性ホルモンが活発に分泌されるため、マーキングやマウンティングが多くみられます。

散歩中に他の犬とケンカしやすい

散歩中に他の犬とケンカするのも、オスの方が多いようです。

ただしオスはメスにケンカを仕掛けない事が多く、ケンカになるのはオスと出会った場合がほとんどです。

なお見知らぬ人や来客に吠えるのもオスが多く、縄張り意識が強いことも関係していると言われています。

犬とたくさん遊びたい人に

飼い犬とたくさん遊びたいエネルギッシュなタイプの人には、オスがおすすめです。

メスに比べて手がかかることも少なくありませんが、それこそがオスを飼う魅力だといえるでしょう。

メスの特徴

オスとメスを比較すると、僅差ですがメスが人気です。

ここでは、メスの特徴をご紹介します。

大人しい性格でしつけがしやすい

メスは比較的大人しく落ち着いた性格をしている個体が多く、「メスのほうが大人だ」と感じる飼い主も多いようです。

控えめで人懐っこいこともあり、しつけはしやすいといえるでしょう。

ただし、犬によってはマイペースで頑固だったり二面性を持っていることがあります。

生理中に不安定になりやすい

犬には年に2回、『ヒート』と呼ばれる発情期と生理があり、生理中は情緒が不安定になります。

普段は大人しい愛犬が、生理中に攻撃的になって驚く飼い主もいるようです。

また生理中は出血があり、大型犬であれば出血量は多くなるので、メスを飼うときにはその点のケアもしっかりと行いましょう。

散歩はほどほどでよい

メスはオスに比べて少ない散歩で満足する傾向があります。

また体格もオスより比較的小さいことが多く、無理やり引っ張られる心配が減少されます。

ただし散歩中に歩くことを放棄して抱っこを求めるのはメスに多く見られることもあり、メスのほうが散歩に手間がかからないとは言えません。

ゆったり落ち着いて過ごしたい人に

メスはオスよりもしつけがしやすく、成犬になると落ち着いた性格になる事が多いようです。

犬を飼いながらゆったりと過ごしたいと考えている人は、メスのほうが合っているといえます。

大事なのは性別よりも

初心者にとってはメスのほうが飼いやすいと言われることがあり、実際に比較するとメスの方が大人しく飼いやすい傾向があるかもしれません。

しかし、性別よりも犬種や個体差のほうが大切だと言えます。

オスとメスの特徴について紹介しましたが、これはあくまでも傾向に過ぎません。

大人しくしつけやすいオスもいれば、マーキングやマウンティングをするメスもいます。

飼い主と犬との相性や、犬のしつけが最も大切だと言えます。

まとめ

性別に限らず、犬種や個体差によって性格は異なります。

また、去勢手術をするのであれば性別による差はさらに小さくなります。

性別よりも、自分と相性が良い犬種選びや、しつけを正しく行うことが重要で、性別の差はそれほど考慮する必要がないと言えます。