2018年2月10日

飼い主が歩くと犬がついてくる理由とは?

飼い主が移動するたびに愛犬がとことこと追いかけてくる……。とてもかわいい行動の一つですよね。

今回は飼い主の後を追いたがる犬の気持ちを紹介します。

「リーダーについていきたい!」

犬ぞりの様子 この後追い行動は誰にでもするわけではありません。

犬は家の中の群れ、つまり家族の中で一番偉い人についていきたがる習性があります。

リーダーは犬自身が判断して決定するので、必ずしも「一家の大黒柱」についていくわけではないのです。

ただ、ついてきたことに対して過剰に反応するのはおすすめしません。

この行為は褒められると覚えてしまうと、かまってほしい時についてくる癖がついてしまいます。

「おやつをくれる?それとも散歩?」

エサ入れの前で伏せている犬 耳の根っこを立ててはしゃぐ、ドアの方に先回りする、など興奮した様子を見せる場合は飼い主の行き先にあるものが目当ての場合があります。

「お散歩の時間かも」「この前はおやつがもらえた!」こんな風に、過去の経験から何かを期待しているのでしょう。


「ひとりぼっちになる…?」

こちらを見上げているポメラニアン 長時間の留守番や、人間の生活スペースから遠い場所へのハウスなどが原因で、「一人になりたくない」という気持ちから飼い主の後を追うこともあります。

これはストレスを感じているという表れでもあるので、原因を突き止めて留守番は短めに、ケージは飼い主が確認できるような場所に変更してあげてください。

逆に常に一緒に過ごしており、僅かな時間でも離れると暴れてしまう、という場合は分離不安症につながる可能性があります。

留守番中の問題行動がエスカレートしていると感じたら、愛犬との距離を見直してみましょう。

▼「分離不安症」についての詳細はコチラでお話しています。

愛犬の様子が…これ、分離不安症のサインかも?


こちらの様子をうかがう子犬 暴れたりせず、静かに後ろをついてくるという場合は、飼い主をリーダーとして認めており信頼関係が築けている証です。

他の部屋に短時間行くだけでも吠える、という執着の仕方であれば問題かもしれません。

分離不安症は犬にとって想像以上のストレスとなるので、その場合は普段の過ごし方から考えてみましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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