2018年1月24日

中型犬で抜け毛が多い犬種トップ5

犬を飼う上で避けて通れないのが抜け毛対策です。

服に付いたままだと衛生上よくありませんし、室内で飼っている場合には部屋が汚れてしまって掃除が大変です。

抜け毛が犬の体に絡まったままだと毛玉になったり、皮膚病の原因になったりするので、毎日ブラッシングをするなど抜け毛対策をしなければならないので手間もかかります。

犬種によって抜け毛の多さは異なってくるので、事前に抜け毛が多いことが分かっていれば、飼う上での心構えができます。

そこで今回は、中型犬で抜け毛が多い犬種のランキングベスト5をご紹介します。

5位 シェットランドシープドッグ

緑の上でこちらを見るシェットランドシープドッグ シェットランドシープドッグは、ダブルコートなのでもともと抜け毛が多い犬種です。

それに加えて運動能力が高く、俊敏に走り回ることが多いのでより抜け毛が多くなります。

毛の量も多く、長毛でストレートヘア―なので抜けた毛は目立ちます。

スコットランドのシェットランド諸島原産の牧羊犬で、寒い時期でも外で羊飼いの仕事をサポートしていた犬ならではの特徴です。

また、皮膚病になりやすいので抜け毛対策は欠かせません。

4位 ボーダーコリー

芝生の上でこちらを見るボーダーコリー ボーダーコリーもダブルコートで運動神経抜群、活発な性格のため抜け毛が多い犬種です。

スカンジナビア半島からイギリスに持ち込まれたトナカイ用の牧畜犬と、イギリスの在来犬種の交配によって誕生し、イギリスで牧羊犬として使われていました。

夏前には特に抜け毛が多くなります。

寒さには強いですが、暑さには弱いため室内で飼うことが多く、ブラッシングをするなど抜け毛対策が必要です。


3位 キースホンド

草むらの上でこちらを見るキースホンド キースホンドはオランダで船舶犬や狩猟犬として使われていた犬種でダブルコートです。

一見、タヌキのようにも見えるふさふさした毛をしています。

毛が生え変わる換毛期である春と秋には大量の抜け毛が出ます。

成犬になると抜け毛の量は減ってきますが、メスは発情期になると毎日多くの抜け毛が出ます。

毛がもつれやすいので皮膚病になることが多く、毎日のブラッシングケアは欠かせません。

3位 ビーグル

落ち葉の中のビーグル ビーグル犬もダブルコートを持ち、抜け毛が多い犬種で毛質は割とかためです。

そのため抜け落ちる毛はふわっと固まって毛玉になることもありますが、抱っこなどして服に刺さってしまった毛は洗濯をしても取れません。

季節による換毛期はもちろんのこと、1年を通して毛が抜けます。

毛が短いのでパッと見抜け毛に気づきにくいですが、毎日ブラッシングしてあげるのが理想です。

1位 ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

こちらを見つめるコーギー コーギーは、体つきのわりに足が短く愛らしい顔をしていますが、実は気が強い犬種でイギリス王室で飼われていたロイヤルドッグとしても有名です。

そして抜け毛も多いのが特徴で、もちろんダブルコートです。

上毛は硬めの被毛で割と短めな毛ですが、下毛はフワフワした毛が生えています。

毛が抜ける時期になると、体の毛がボサボサッと束になって盛り上がってきます。

いよいよ毛が生え変わるタイミングとなるのですが、驚くほど大量の毛が抜けます。

日々ブラッシングをしてあげないと、本人もかゆがりますし、なんといっても家の中が大変なことになってしまいます。

ブラッシングをすることによって、美しい毛並みを維持できるのはもちろん、皮膚のマッサージ効果、皮膚病の予防、血行が良くなるなどいいことづくめなので、小まめにしてあげることをオススメします。

まとめ

このランキングに入った犬は、抜け毛が多く、抜け毛対策が他の犬種より必要で手間がかかってしまいます。

ですが、それぞれ魅力を持っている犬なので、抜け毛が多いという理由だけで敬遠してしまうのはもったいないかもしれません。

毛が抜けない犬はいないので、多かれ少なかれ抜け毛対策はどの犬種でも必要です。

抜け毛が多いということを理解した上で、抜け毛対策の知識を深めておけば、犬も飼い主も健康的に満足して暮らすことができます。

抜け毛の掃除の仕方や抜け毛のケアの方法はいろいろあるので、それぞれの犬種に合わせて工夫し、たのしいドッグライフが送れるようにしましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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