2019年2月12日

納得…王家で愛されていた&飼われていた犬種5選

現在多くの家庭で可愛がられている犬の中には、かつて王家で飼われていた犬種もたくさんいます。

また、日本ではあまり知られていない犬種の中にも特別な犬として王家から手厚い保護を受けていた犬種がいます。

ここでは、そんな王家で愛されていた犬種をご紹介します。

王家で飼われていた犬種① マルチーズ

鏡台の近くに座るマルチーズ
マルチーズはイタリア原産の小型犬で、白くもこもことした外見が愛らしい犬種です。日本では家庭犬として高い人気を誇り、1968年から1984年までの間は登録数第1位を維持していました。

マルチーズはもともと愛玩犬として飼われていた犬種で、サイズも小型化されたわけではなく最初から小さな犬でした。マルチーズが「世界最古の愛玩犬」と呼ばれるのはそのためです。

フェニキア人に飼われていたマルチーズは14世紀にヨーロッパ諸国にわたり、「抱き犬」として貴族たちに大切にされるようになりました。

19世紀にはイギリス王室のヴィクトリア女王に愛され、これをきっかけにマルチーズの名が世界中に広まっていったそうです。



王家で飼われていた犬種② コーギー

メガネをかけているコーギー
イギリス王室は、昔から愛玩犬を飼っていることで知られています。そんなイギリス王室ではこれまで多くの犬種が飼われてきましたが、初めてコーギーを飼ったのは国王エドワード6世です。

そして、エドワード6世の娘であるエリザベス女王もまたコーギーを愛していました。

エリザベス女王がコーギーを飼い始めたのは、18歳の誕生日です。そして、コーギーはその後80年間にもわたってイギリス王室で愛され続けることになります。

なおウェルシュ・コーギーにはペンブローク種とガーディアン種の2種類がありますが、エリザベス女王が飼育しているのはペンブローク種です。ペンブローク種は、日本でも家庭犬として不動の人気を誇っています。



王家で飼われていた犬種③ サルーキ

屋外で座っているサルーキ
サルーキは中東原産の大型犬で、すらりとした体形と引き締まった筋肉が印象的です。数ある犬種の中で最も古い歴史を持つのが、このサルーキだといわれています。

そんなサルーキは、かつてエジプト王家の犬であったことが明らかになっています。なぜなら、古代エジプトのファラオの墓からサルーキのミイラが発掘されたためです。

中東諸国ではサルーキだけは特別な犬として、人間と共に眠ることを許されていました。

長い歴史を持つ犬種だけあり、サルーキは洗練された雰囲気を持っています。また、ドッグレースで使用されるグレーハウンドよりも速く走れる犬種としても知られています。


王家で飼われていた犬種④ ラサ・アプソ

海岸に立つラサ・アプソ
ラサ・アプソは中国のチベット原産の小型犬です。日本ではあまり見かけない犬種ですが、日本で人気のシーズーはラサ・アプソとペキニーズの交配によって誕生しました。

ラサ・アプソは800年以上の歴史を持つ犬種で、チベット高原で僧院たちに大切に飼われていました。そして、政教の結びつきが深くなってからはラサ・アプソが聖なる犬として王族に貢がれるようになりました。

そんなラサ・アプソは門外不出の犬種とされ、中国王宮内でのみ飼われていました。しかし中国以外の国に送られてからは他犬種との交雑も行われ、少しずつ一般市民に広がっていったそうです。


王家で飼われていた犬種⑤ パグ

じゃれ合うパグの親子
パグは中国原産の小型犬で、ぺちゃんこの鼻とぶさかわな顔が印象的です。明るく陽気で人懐っこい性格のため、家庭犬として人気があります。

そんなパグは、中国王宮で大切に飼育されていました。その頃の中国では、パグは魔除けになると考えられていたようです。

中国との交易を進めていたオランダでもパグは王族貴族に愛され、絵画に描かれたり墓標に刻まれたりするようになりました。

なお、ナポレオン皇帝の妻・ジョセフィーヌもパグを飼育していました。逸話によると、愛犬のパグがジョセフィーヌの危機を何度も救ったそうですよ。


少女に抱かれている子犬 人間と犬は、何千年も前から生活を共にしてきました。そして、その中でもここでご紹介した犬たちは王族に愛されながら暮らしてきました。

もちろん、ここでご紹介した犬種以外にも王家で愛されていた犬種はいます。犬種の歴史について知る機会はあまりないかもしれませんが、詳しく調べてみると面白い発見があるかもしれませんね。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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