2018年3月24日

『大人しい愛犬』と良い関係を築くために知っておきたいコト

人にも色々な性格があるように、犬も生まれながらの気性や育った環境によって、色々な性格が形成されていきます。

犬種やカラーによって、ある程度の性格や傾向がありますが、それでも実際に飼ってみるまでは、どんな性格になるか分かりません。

ここでは、大人しい犬の特徴や関係の築き方、大人しい犬と相性が良い犬などについてご紹介します。

大人しい犬の特徴とは

大人しい犬ブルドッグ 大人しい犬であっても、大きく分けて2つのタイプがいるのでご紹介します。

何かを悟っているような物静かなタイプ

あまり物事に動じることもなく、飼い主に積極的に甘える事や、要求することのないタイプの犬。

遊んでいたおもちゃを他の犬に取られても奪い返さない、飼い主が構ってくれなくても要求しないといった特徴があります。

こういった性格の犬は、飼い主からすると、何かを悟ったかのように見える、あまり手のかからない良い犬かもしれません。

しかし、このタイプは物事全般において消極的で、諦めが早いという短所があります。

また、重要な注意点として、何でも我慢してしまう事が多く、ストレスを溜め込んでいる事が少なくありません。

普段は大人しくても、ストレスが限界に達した時には、部屋の中を荒らすなどの問題行動を起こす場合があるので注意が必要です。

飼い主は、犬が出来るだけストレスを溜め込まないように気を配ってあげましょう。

臆病で新しいことに順応できないタイプ

性格的に臆病で何に対しても身構えしてしまうタイプの犬は、新しい物や環境への順応が難しく、特定の人や同じ生活サイクルにしか馴染めません。

そのため、飼い主はこのような性格の犬に新しい事を無理強いしてはいけません。

少しずつ新しい事に慣れさせて気長に接することが大切です。

また、こういったタイプの性格も、生活の中の刺激に弱くストレスを溜め込む事が多い特徴があります。

飼い主は自分の愛犬がどちらのタイプなのかを見極めて、それぞれに適した接し方でコミュニケーションをとっていきましょう。

大人しい犬と相性の良い犬の特徴

大人しい犬ゴールデンレトリバー 大人しい愛犬を、他の犬と交流させるときは出来るだけ相性の良いタイプを選びましょう。

相手も大人しいタイプ

相手も同じように大人しい犬なら、お互いが溶け込みやすくなります。

お互いの干渉も少ないので、自分のペースで過ごす事ができ、ストレスを感じることも少なくなります。

相手によって遊び方を変えることができるタイプ

自分から遊びを誘うことができて、尚且つ、相手の反応を見ながら遊びを変えられる犬は、大人しい犬のペースに合わせることができるので、とても相性が良いと言えます。

大人しい犬も、他の犬と交流したいと思っている事はあるので、自分のペースに合わせてくれる相手はとても嬉しい存在です。

しつこくないタイプ

大人しい犬にとって、執拗にしつこくされると精神的に追い詰められて逃げ出してしまいます。

アプローチしても相手が反応しない時は、あっさりと離れていくタイプなら、大人しい犬でも逃げ出すほど追い詰められることもありません。

シニア犬

ある程度歳をとった犬は、行動や性格も穏やかでのんびりとした雰囲気を好みます。

そのため、大人しい犬にとっても穏やかに時間を共有することができます。


まとめ

大人しい犬パグ 大人しい犬の特徴や相性の良い犬、関係の築き方についてご紹介しました

大人しい犬であっても、タイプによってそれぞれの特徴を持っています。

他の犬と交流させる時にも、愛犬にストレスを溜め込ませることのないように注意してあげるようにしましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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