2019年2月16日

グレートデーンやワイマラナーなど「存在感」のある犬種5選

一口で犬といっても、犬種によって大きな違いがあります。

小型犬と超大型犬では体の大きさは何倍も違い、また大人しい犬種もいれば明朗快活な犬種もいます。

ここでは、そんな中でも特に存在感のある犬種を5つご紹介します。

グレートデーン

何かを見つめるグレートデーン グレートデーンはドイツ原産の犬種で、「犬の中のアポロン神」といわれています。

1965年には、アメリカ合衆国ペンシルベニア州の州犬として指定されました。

グレートデーンの最大の特徴は、やはり大きな体です。

体高は全犬種の中でアイリッシュ・ウルフハウンドに次いで第二位であり、立ち上がると人間以上の高さになります。

個体によっては体高は100㎝を超え、2004年には体高108㎝のグレートデーンが世界一体高がある犬としてギネスブックに登録されました。

驚くほど巨大なグレートデーンは存在感たっぷりで、威圧感さえ覚えるほどです。

しかし見た目とは裏腹に性格は優しく温和で、「優しい巨人」と呼ばれています。

そんな見た目と中身のギャップがグレートデーンの魅力だといえるかもしれません。

秋田犬

こちらを見つめる秋田犬 天然記念物として指定されている日本犬は、秋田犬、甲斐犬、紀州犬、柴犬、四国犬、北海道犬の6犬種です。

そして、これらの犬種の中で唯一大型犬として分類されるのが秋田犬です。

秋田犬は忠犬ハチ公のエピソードでよく知られており、主人に対して強い忠誠心を持つ犬種として認識されています。

しかしその一方で噛みつき事故などを起こすことも多く、一部の自治体では秋田犬を「特定犬」として指定し、檻の中での飼育を義務付けています。

大きな体とがっしりとした体格をもつ秋田犬は、存在感たっぷりです。

そんな秋田犬は日本では人気が低迷しているものの、外国では高い人気を誇っています。

特にヨーロッパ各国やブラジルなどの国々では多くの人が飼育しています。


ワイマラナー

こちらを見つめるワイマラナー ワイマラナーはドイツ原産の大型犬で、狩猟犬として作出されました。

日本ではあまり見かけない犬種ですが、アメリカでは高い人気を誇っています。

その特徴は美しいグレーの被毛と引き締まったボディで、上品さと優美さを兼ね備えています。

また、青みがかったグレーの瞳も特徴的です。

エレガントな印象のワイマラナーですが、狩猟犬として作出されただけあり性格は活発です。

そのため、運動ができない環境だとストレスを溜めてしまいます。

愛犬と一緒にドッグスポーツなどを楽しみたい飼い主と相性がいい犬種だといえるでしょう。

トイプードル

こちらを見つめるトイプードル トイプードルは、誰もが知っている日本で大人気の犬種です。

小さな体とカールした被毛が特徴的で、いろいろなカットを楽しむ飼い主も多くいます。

性格は天真爛漫で遊び好き、フレンドリーです。

また感情表現が豊かで、まるで人間の子供のようにも見えます。

それでいて賢さも兼ね備えており、時には飼い主の想像を超えるようなイタズラをしたりすることもあります。

そんな明るさいっぱいのトイプードルは、家族の中のアイドルになってくれます。

存在感がある犬種というと体の大きな犬種を思い浮かべますが、トイプードルは小柄でありながら大型犬に負けないほどの存在感があるといえるでしょう。

チベタン・マスティフ

何かを見つめるチベタンマスティフ チベタン・マスティフは、中国のチベット高原原産の超大型犬です。

古くから番犬として飼われていた犬種で、首周りの被毛の違いから「獅子型」と「虎型」に分けられます。

性格は飼い主に対して従順で、強い忠誠心を持ちます。

しかしながら決してしつけは簡単ではなく、プロのドッグトレーナーでも手を焼くほどです。

力が強く死亡事故もたびたび起こしているので、一般の家庭で飼うのは難しいといえるでしょう。

そんなチベタン・マスティフですが2010年頃には中国で人気が爆発し、130万~1億5千万円という高額で取引されていました。

しかし2013年頃からは価格の高騰や事件の多発などをきっかけに人気が低迷し、現在では安価でもなかなか買い手がつかない状況になっています。

まとめ

草むらを走るグレーの犬 ここでご紹介した5つの犬種は、どれも存在感たっぷりです。

家の中に一匹いるだけで、家庭内の空気をがらっと変えてしまうことでしょう。

犬を飼うときには、その犬種の存在感にも着目してみるといいかもしれませんね。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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