2018年4月20日
『コーギー』を飼うと学ぶ4つのこと
愛玩犬として非常に人気のある『コーギー』ですが、実際に飼ってみて学べることがいくつかあります。
実際に飼ってみないと学べないことや、飼ってみることで発見する特徴、断尾の歴史などコーギーを飼うことで学ぶことを4つ紹介します。
1.牧畜犬としての名残が濃い
コーギーは元々牧畜犬として活躍していました。ペットして愛されるようになった今も牧畜犬の名残が色濃く残っていることがうかがえる一面もあります。
断尾は牧畜犬の名残としての最たる特徴です。
ペットとなった今は無理に断尾をする必要はありません。
しかし、見た目の可愛さからあえて断尾をしている場合もあります。
性格も牧畜犬だった頃の性格が色濃く残っていることから、活発で運動量も多く群れから離れようとする牛や羊の足に噛みついていた習性も噛み癖として残っていますので、躾も重要な点です。
2.事前に伝えると断尾を防げる
コーギーと言えば、尻尾のない後姿が魅力ですが、ペットショップやブリーダーに断尾をしないように伝えると快く快諾してくれるのです。本来、コーギーには長いフサフサした尻尾があります。
『コーギーならではの後姿』とまではいきませんが、尻尾のあるコーギーもまた可愛いのは事実です。
そもそも断尾を行なうようになった理由は、牧羊犬として活躍していた頃に尻尾が邪魔になるからという習慣からだとされています。
その名残が今でもあり断尾を行なっているのですね。
別に尻尾があると、体に悪影響だからとかそのような理由ではありません。
3.躾が多少難しい場合がある
コーギーは意外と手間のかかる犬種なので、初心者には躾が難しい犬種とされています。また、元々牧畜犬だったので、運動量がとても豊富ですし、遊んでも遊んでもまた遊んでと訴えてくる場合が多々あります。
しっかりと正しい躾をすれば直りますが、噛み癖もあります。
とても頭が良いので、正しい躾をしないと飼い主は完全に下に見られる場合もあります。
4.管理を怠ると大変なことに
前途の文章でご紹介した通り、コーギーは沢山の運動を必要とします。毎日の散歩は欠かすことができません。
散歩をしなければ、ストレスと運動をしたい気持ちで家で問題行動を起こす可能性があります。
それに加え、コーギーは食べ物にとても強い執着心があり、食欲旺盛ですし、太りやすい体質でもあります。
適度な運動と食べすぎを起こしてしまえば、椎間板ヘルニアなどの病気になる可能性が大きくなります。
コーギーに限った話ではありませんが、愛犬の体調管理には普段から十分に配慮する必要があるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?コーギーは実際に飼ってみるのとイメージとでは大きく感覚の隔たりがある犬種だと分かりますね。これから飼おうと思っている方も現在飼っている方も今一度、コーギーのことを詳しく知れば非常に興味深い犬種だと分かるはずです。
手のかかるコーギーですが、とても可愛くて賢い犬種であるのは間違いはなく、事前にコーギーの性格や特徴、躾の仕方、これまでの歴史などを勉強しておけば良きパートナーになるでしょう。
文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。
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