2018年7月29日

犬を飼うと飼い主が健康になる?4つ理由とは

犬と一緒に暮らすことにより人間は健康になるといわれることがあります。

今回は、影響があるとされる様々な説について解説していきます。

明確な研究結果などがあるもの、そうでないものなど情報としては様々ですが、実際にそういった影響を感じているという飼い主の方も少なくはありません。

今回は、4つピックアップしてみました。

犬を飼うことで責任感が生まれ、認知症の予防になる?

お年寄りに寄り添って何かを見つめる犬 犬を飼うとアルツハイマーなど認知症予防に作用するという説があります。

多くの方々の認知症の原因の中には、子育てや仕事の任務から解かれ覇気のない生活を送った結果、感情が乏しくなったり、何かに没頭することもなく脳が活発に動くことがなくなることが挙げられます。

脳に刺激を与える感情として「嬉しい」「楽しい」は非常に重要な感情ですし、普段無口な方も犬になら感情を露にしやすく表現も豊かになると言えるでしょう。

また、犬と共に暮らすとなると世話をする必要がありますね。

そうすることにより、責任感が生まれ毎日やらなくてはいけないことが生まれてくるわけです。

『自分が面倒を見てやらなくちゃ』という親心のような義務感は認知症の予防にも影響があるのかもしれませんね。

人間は自分が頼られていると感じたら自然と覇気のある生活を送るようになります。

『愛犬には自分しかいないんだ!元気でいなくちゃ!』と人間の生きる本能が動き始めるわけです。

犬を飼うことはリラックス効果につながる?

子犬の頭をなでる犬 人間はリラックスすると血圧が落ち着きます。

常に何かにイライラしたり、強いストレスを抱えていると精神衛生上よくないだけでなく、血圧や心拍数も上がり、悪影響を体に及ぼします。

ところが、犬には癒し効果があるといわれているように、犬を撫でたり触れ合うことで飼い主はリラックス状態になります。

結果的に血圧も下がるということに繋がり、精神的にも落ち着いた状態を保てます。

また、免疫力の改善や精神疾患にも効果があるとされ、犬の癒し効果の凄さを思い知らされます。


犬を飼うと幸せホルモンが豊富に出る?

犬の前足を持つ人間の手 人と犬の間に信頼関係が生まれ、良い関わり合いを持っているときにはオキシトシン(快感ホルモン)というものが活発に分泌されると言われています。

しかも、濃度は最高値に達することが研究でも分かっています。

『幸せホルモン』とも呼ばれるオキシトシンは、若返りのホルモンともいわれ、体を内側から元気にしてくれる非常に効果的なホルモンです。

ストレスにより生まれるコルチゾールというホルモンを見事に抑制する効果も解明されていますので、これは聞き逃せない朗報だといえますね。

犬と過ごす時間の中で豊富にオキシトシンが分泌されれば、長生きに繋がるといわれるのはそのためでしょう。

犬を飼うと散歩により運動機能が高まる?

散歩する犬と飼い主 かの有名なハーバード大学の研究によるものですが、早足でウォーキングする人と、しなかった人と比較してみると、ウォーキングした人たちは、平均で1.8年も寿命が延びたということが分かったそうです。

更には、1日に43分のウォーキングの場合ですと平均4.2年も寿命が延びたそうです。

43分以上のウォーキングとなると結構な距離なので大変ですし、それはあくまでも例えの話ですから愛犬との散歩は無理なく自分のペースで続けることが最も大切なのです。また筋肉や心肺機能も高まりますね。

ただし、持病がある方は犬との散歩は細心の注意が必要だということと、冬場は足元が滑りますから怪我をしないように注意が必要になりますね。

寒さや暑さ対策も万全にして散歩に出掛けましょう。

まとめ

犬を飼うと人間が大変な思いをして世話してあげることだけを考えがちですが、実は犬から人間に与えられるものがたくさんあります。

人間の病気や寿命にどのような影響があるかは別として、愛犬と過ごす時間は人生を豊かにする大切なものであることは間違いないでしょう。

まさに犬を飼うことで、人と犬が助け合う生活というものが成り立つわけですね。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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