2019年1月8日

こんなトラブルが!愛犬家こそ”近所づきあい”が大切な理由

犬を飼い始めるときには、「ドッグフードはどうしようかな」「どこに遊びに連れていこうかな」と、ペットのことばかり頭に浮かんでしまいがちです。

しかし、犬と暮らすのであればご近所付き合いについてもしっかり考えなければいけません。

近年はペットブームのため多くの家庭で犬を飼っていますが、犬に関連するご近所トラブルは後を絶ちません。

積年のストレスから裁判沙汰になることも多々あるようです。

しかし、飼い主の心がけ次第でご近所トラブルは避けることができます。

ここでは、犬と暮らすにあたってのご近所付き合いについて考えていきましょう。

犬を飼っている人にありがちなご近所トラブル

話し合う男女とその間に座っている犬 まずは、具体的にどのようなトラブルが起こっているのかをみていきましょう。

抜け毛

ベランダや庭などでブラッシングをすると、犬の抜け毛が飛んで行ってしまいます。

そして、その抜け毛がほかの家庭の洗濯物についたりすると迷惑をかけてしまいます。中には犬アレルギーがある人もいるので、十分に注意が必要です。

トイレ

犬を飼っている人の中には、「散歩中の犬の排泄物は持ち帰る」「排尿したところは水で流す」などの基本的なマナーを守れない人もいます。

それが原因で人間関係に亀裂が入ることもあるようです。

騒音

犬関連のご近所トラブルで一番多いのは、犬の吠え声がうるさいというものです。

自分は気にならなくても、近所の人は「うるさい」と思っているかもしれません。しっかりとしつけをして、吠え癖を直すことが大切です。

咬傷事故

残念ながら、犬による咬傷事故もたびたび発生しています。普段は大人しい犬でも、何かの拍子に興奮して噛みついてしまうということは十分にあり得ます。

犬を連れて外に出るときには必ずリードを付け、きちんとコントロールできる状態にしておきましょう。

ご近所トラブルを避けるためにできること

飼い主の女性と散歩中のサモエド
トラブルが起きたときにきちんと対処するのも大切ですが、一番いいのはトラブルが起きないことです。

トラブルを避けるためにも、日頃から丁寧なご近所付き合いを心がけましょう。

日頃からあいさつをする

犬がいるかいないかにかかわらず、あいさつはご近所付き合いの基本です。ゴミ出しのときや犬の散歩中に近所の人に会ったら、笑顔であいさつしましょう。

このようなちょっとしたコミュニケーションが、円滑な人間関係の基礎になります。

自分に行ってほしいと伝える

近所の人にあいさつをするときには、苦情は自分に直接言ってほしい旨を伝えましょう。「犬を飼っているのですが、何か迷惑なことがあったら言ってくださいね」といえば近所の人も思ったことを言いやすくなります。

近所の人と直接話ができる関係を築くことで、管理人や保健所、警察などに連絡がいくことを避けましょう。

マナーを守って散歩をする

散歩のときにマナーを守っていないことは、近所の人には意外とすぐにばれてしまいます。誰かが見ているかどうかにかかわらず、犬の排泄物を持ち帰るなどのマナーはきちんと守りましょう。

散歩のときの印象から「あの人は常識がない」と思われてしまうと、ちょっとしたことでもトラブルに発展してしまいます。


大切なのは周りへの配慮を忘れないこと


犬を飼うということは、犬を人間社会に連れ込むということです。人間社会で生活するのであれば、犬であっても社会のルールを身につけなければいけません。

そして、その責任はすべて飼い主にあります。犬関連のご近所トラブルは、飼い主の意識の欠如が原因で起こることがほとんどです。犬と暮らすときには、ご近所への配慮の気持ちを忘れないようにしてくださいね。

飼い主の女性の側で立っているラブラドールレトリバー
愛犬は、たくさんの癒しと笑顔を与えてくれます。しかし、ご近所トラブルが発生してしまったら犬との暮らしも楽しめなくなってしまうかもしれません。

周りに迷惑をかけないため、そしてペットライフを満喫するために、常日頃からご近所に配慮した行動を心がけましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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