2018年6月23日

ペット可のイベントでのマナー違反4つ

最近ではペット同伴可能なイベントも増えて愛犬とおでかけしやすくなりました。

しかし、いくらペット同伴可だといってもたくさんの人が来るイベントですので、中には動物嫌いやアレルギーの人もいます。

犬猫雑誌主催の「ペット大集合」のようなイベントなら、イベント会場の範囲内でのびのびと愛犬とイベントを楽しめると思いますが、大抵のイベントは動物好き・嫌い関係なく行われていて、「リードに繋ぐ」とか「小型犬のみ」などと簡単な注意書きがあるものの、大半は飼い主の良識に任せられています。

良識ある飼い主としては、愛犬のためにも他人とペットが原因で摩擦を起こさないように、ペットの扱いには注意しなければなりません。

下記では、イベントなどの人がたくさん集まる会場で、ありがちな事柄を4つ挙げました。

①お祭りで愛犬を歩かせること

花見会場の2匹の柴犬 地域のお祭りなどで、家族揃って愛犬も散歩がてらにお祭りでも行こうと思うことは、ごく自然な流れです。

しかし、お祭りは不特定多数の人が集まる場所ですので、犬が苦手な人もいるかもしれません。

犬が苦手な人は大抵は中型犬や大型犬のことを苦手ですので、それらの愛犬はお祭りの参加は控えましょう。

小型犬なら、ある程度のイベントにも許容がありますので、参加させやすいですが、愛犬をリードに繋いで人ごみの中を歩かせるのは、わざとではなくても蹴られたり、踏まれたりする可能性をはらんでいます。

愛犬を守ってあげるためにも、小型犬はだっこして連れていきましょう。

②海水浴で愛犬を水浴びさせること

砂浜で穴を掘る犬 海水浴をはじめとして、真夏の砂浜は人間でも暑いです。

ましてや毛むくじゃらの犬ともなれば、ほとんど拷問です。

お祭りでも述べましたが、犬嫌いの人は必ずいますので、海水浴客が泳いでいる近くで愛犬に水浴びさせることは控えた方が良いでしょう。


③花火大会に連れて行くこと

遠くを見つめるコーギー お祭りと被る要素は多いのですが、決定的に違うのは「花火の音」です。

飼い主であれば、犬は鼻だけでなく耳も敏感なことは周知の事実だと思いますが、夜空に轟く花火の音は愛犬にとって恐怖の対象です。

我が家の愛犬は遠くの雷の音にも怯えて、散歩に行かないくらい臆病ですから、花火大会なんか連れていったら驚いて心臓麻痺で死んでしまうのではないかと心配してしまいます。

④初詣など人が密集する場所に連れて行くこと

近年では、ペット用にお守りや絵馬などを販売しているところもあるくらいペット同伴で詣でることは浸透してきています。

しかし、初詣となるととんでもない人数の行列ができますので、そんな中で人間に揉みくちゃにされるのは、なにより愛犬が可哀想です。

セーターやウールのコートなんかを着ている人が近くにいると、愛犬の毛が付かないかとか余計な心配も増えます。

お正月も落ち着いた頃にペットに寛容な神社に詣でにいくようにしましょう。

まとめ

いかがでしょうか?

ペットが市民権を得たようには思えますが、まだまだ制約が多いのが実情です。

愛犬家ですので、犬嫌いの人の気持ちは察し難いところはあるのでしょうが、逆に犬嫌いの人の気持ちを推し量る行動ができれば、社会の中で愛犬の行動範囲を広げてあげることができるのではないでしょうか。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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