2018年2月24日

【漆黒の被毛】ベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダールについて

ベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダールはベルギー原産の牧羊犬で、漆黒の被毛が印象的です。

ここではそんなベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダールの特徴や性格、飼い方などについてご紹介します。

ベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダールの特徴

芝生の上のベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダール 体高61㎝前後、体重28㎏前後で大型犬に分類され、引き締まった筋肉質な身体をしています。

マズルは長く凛々しい顔をしており、脚は長くきれいなプロポーションをしています。目は小さめで、耳はピンと立っています。

被毛は長く、アンダーコートとオーバーコートから成るダブルコートです。

毛色はブラックのみが認められています。なおベルジアン・シェパードには毛色に違う4種類の犬種があり、グローネンダールの他にタービュレン、マリノア、ラケノアがあります。

ベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダールの性格

遊ぶベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダール 警察犬として採用されることの多い犬種だけあり、賢く状況判断に優れています。

また愛情深い性格で、飼い主に対して忠実です。見た目に似合わず甘えん坊なところもあります。

子どもとは仲良くなれますが、小型の犬とは相性は良くないので、多頭飼いには向いていない犬種だといえます。

なお、ベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダールは他人に対して攻撃性をみせることがあります。

事故を起こさないためにもしつけはしっかりと行いましょう。


ベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダールを飼うには

ドッグスポーツ中のベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダール ベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダールは日本では珍しい犬種ですが、わずかながら飼育されているようです。

2016年にジャパンケネルクラブに登録されている頭数は11頭となっています。

ここではベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダールを飼うときのポイントをご紹介します。

運動

スタミナ豊富で、かなりの運動量が必要な犬種です。

散歩は1日2回、1回1時間程度を目安にランニングを交えながら行ってください。

また、頭の良い犬種なのでドッグスポーツでも能力を発揮します。アジリティーなどにチャレンジして、スポーツを通して絆を深めるのもおすすめです。

被毛のケア

抜け毛の多い犬種なので、小まめにブラッシングを行いましょう。

特に春と秋の換毛期にはかなりの毛が抜けるので、しっかり被毛のケアを行ってください。

なおベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダールはそれほど臭いが気にならない犬種なので、シャンプーは月1回程度で十分だといえるでしょう。

しつけ

賢く理解力のある犬種なので、しつけは入りやすいといえます。

しかし甘やかしていると自分が飼い主よりも上だと勘違いしてしまうので、子犬の頃から服従訓練を行うようにしてください。

しつけはできるだけ褒めることを意識しながら、楽しく行うとよいでしょう。

飼育環境

運動量が多いため屋外飼育が向いていると思ってしまいがちですが、ベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダールは飼い主との触れ合いを大切にする犬種です。

たっぷりとコミュニケーションを取るためにも、室内で飼育することをおすすめします。

病気

比較的健康な犬種で、平均寿命は11年程度だといわれています。

ただし、アレルギーや皮膚病、股関節形成不全には注意が必要で、皮膚の状態については、ブラッシングのときに確かめるようにしましょう。

また、肥満が原因で股関節形成不全にならないように日頃から食事に気を配るようにしてください。

まとめ

アジリティベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダール ベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダールはいかにも強そうな見た目をしています。

しかし、飼ってみると人間に甘えたがる可愛らしい一面もみせます。

このギャップが、ベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダールの一番の魅力かもしれません。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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