2018年2月27日

【ブラックマスクが特徴的】ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアについて

ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアはベルギー原産の犬種で、引き締まったボディとブラックマスクが特徴的です。

日本でしょっちゅう見かける犬種ではありませんが、飼育している人も少数ながらいます。

ここでは、そんなベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアの魅力から歴史までご紹介します。

ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアの歴史

ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノア ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアはベルギー原産の犬種で、4種類あるベルジアン・シェパード・ドッグのうちの一つです。

ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアの他にはグローネンダール、タービュレン、ラケノアがありそれぞれ特徴が異なりますが、以前は同じ犬種として扱われていました。

長い間牧羊犬として人間に使役していたベルジアン・シェパード・ドッグでしたが、19世紀になると機械化が進んだことにより牧羊犬が必要とされなくなります。

それ以来頭数はどんどん減り、絶滅の危機に陥ってしまいました。

これをきっかけに、ベルジアン・シェパード・ドッグを救うための調査がはじまりました。

この調査の結果、ベルジアン・シェパード・ドッグは大きく4つのタイプに分けられるということが判明します。

それからはそれぞれのタイプで別々に繁殖が行われるようになりました。

その結果、4種類のベルジアン・シェパード・ドッグは絶滅の危機を免れることができました。

現在、ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアは警察犬や麻薬探知犬として活躍しています。

また、日本でもわずかながら飼育されています。

ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアの特徴

ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアの特徴 体高61㎝前後、体重28㎏前後で大型犬に分類され、筋肉質で引き締まった身体をしています。

脚は長く、耳は立ち耳で、しっぽは垂れています。被毛はフォーンの短毛で、顔のブラックマスクが特徴です。

性格は優しく、4種類のベルジアン・シェパード・ドッグの中でもっとも穏やかな性格だといわれています。

飼い主に対してはとても従順ですが他人に対して愛想を振りまくタイプではなく、見知らぬ人に対しては警戒心をもちます。

外飼いにも向いており、番犬として理想的だといえるでしょう。


ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアの飼うには

遊ぶベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノア ここでは、ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアを飼うときのポイントをご紹介します。

運動

他のベルジアン・シェパード・ドッグ以上にスタミナ豊富なため、かなりの運動量をこなさせる必要があります。

散歩は1日2時間ほどを目安に行ってください。ゆっくりしたペースで歩くだけでは物足りないので、ジョギングなども交えて散歩するとよいでしょう。

また、時間があるときにはドッグランなどで自由に走らせてあげると喜びます。

しつけ

大型犬で力が強いので、しつけが入らないまま成犬になってしまうと大事故を起こしかねません。

しつけは子犬の頃からきちんと行うようにしましょう。

非常に頭の良い犬種ですが繊細なところがあるので、褒めながら楽しくしつけをするようにしてください。

被毛のケア

ベルジアン・シェパード・ドッグの中では唯一短毛の犬種なので、被毛のケアにはそれほど手間がかかりません。

週に一回ほどの頻度でブラッシングを行いましょう。

なお、皮膚病になりやすい犬種なのでブラッシングの際には皮膚の状態を必ずチェックしてください。

病気

決して病弱な犬種でなく、平均で13年ほど生きるといわれています。

しかし、アレルギーやてんかん、股関節形成不全などには注意するようにしてください。

まとめ

子犬のベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノア ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアを飼ったら、相当な量の運動をさせる必要があります。

また、しつけも一筋縄ではいきません。

ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアを飼いたいと考えている人は、まずは犬種の特徴について学ぶことから始める必要があります。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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