2017年11月25日

柴犬の抜け毛悩みを解消!換毛期対策について

柴犬は日本を代表する日本原産の犬種の一つです。

愛くるしい見た目で、今や日本のみならずに海外でも人気が高い柴犬ですが、抜け毛が多い特徴があるのでお手入れが簡単な犬種ではありません。

柴犬の抜け毛対策や抜け毛が多い理由、抜け毛の掃除方法について紹介致しますのでご参考ください。

柴犬の抜け毛対策と予防法

柴犬が飼い主を見つめている様子 見た目からは想像出来ない方も多いかもしれませんが、柴犬はバケツがいっぱいになるほどの量の抜け毛が出る時期があります。

部屋を清潔に保つためには、しっかりと抜け毛対策を行う必要があります。

毎日のブラッシングが基本

抜け毛対策の基本は、毎日のブラッシングです。小まめにブラッシングをすることで、床に落ちる抜け毛を最小限に減らすことができます。

また、抜けた状態の毛をそのままにしておくと皮膚病の原因になります。健康のためにも、ブラッシングは不可欠だといえます。

柴犬のブラッシングに必要なアイテムは、主にコームブラシ、スリッカーブラシ、ファーミネーターの3点です。

スリッカーブラシで絡まった毛をほどき、コームでとかしていきましょう。

ファーミネーターは、コームブラシとスリッカーブラシでブラッシングをしても不十分な時に使用します。

抜け毛対策に

抜け毛が多いなら、毛のカットが有効なのではないか、と考える方もいるかもしれません。

しかし、大量に抜けるのは皮膚に近い部分にある毛です。そのため、表面に出ている長い毛をカットすることは、抜け毛対策として有効とはいえません。

また、被毛には皮膚を守るという大切な役割があります。暑い夏には毛をカットしてあげたくなりますが、切りすぎには十分に注意が必要です。

抜け毛が多い時期とその理由

柴犬が雪の上を歩いている様子 犬の被毛の種類にはシングルコートとダブルコートの2種類があり、柴犬をはじめとした抜け毛が多い犬種の被毛構造はダブルコートとなっています。

ダブルコートは体温を調節するためのアンダーコートと、皮膚を守るための長いオーバーコートから成り、換毛期に大量の抜け毛の大半はアンダーコートが抜けることが原因です。

犬の換毛期は春と秋の2回ですが、柴犬の抜け毛が最も増えるのは春です。

理由として、冬の寒さから身体を守ってくれていたアンダーコートが暖かくなることで抜けるためです。

そのため、この時期には特に念入りな抜け毛対策が必要になります。


抜け毛の掃除方法

部屋を広く取る家具の配置と犬 柴犬の抜け毛は軽いので宙に舞いやすく、放置しているのは衛生的に好ましくありません。

柴犬は抜け毛が多いので掃除は大変ですが、室内の環境を保つためにも掃除は小まめに行うようにしましょう。

ここでは柴犬の抜け毛の掃除方法をご紹介します。

抜け毛掃除に便利なアイテム

軍手付き手袋

絨毯やカーペットについた抜け毛の掃除には軍手付き手袋をお勧めします。

敷き物の毛足に沿って擦ることで、ラバー部分が抜け毛を捕まえます。それほど力を入れる必要がないので女性にもおすすめです。

粘着テープ

掃除機では吸えない細かい部分の抜け毛は、粘着テープを使って掃除していきます。

毛が舞わないので、取りこぼしも少なくなります。

フローリングワイパー

多くの抜け毛が溜まってしまった場合は、掃除機で吸い込む前にフローリングワイパーで集めるようにしましょう。

掃除機とは違って近隣住民の迷惑を考えなくてもいいので、深夜のお掃除にも適しています。

家具の配置の変更と細かい部分

抜け毛が多い犬種の飼い主は、家具の配置を考え直すと頻繁な掃除に悩まされる事が減ります。

隙間を減らす事で毛が溜まりやすい場所が減り衛生的になりますし、スペースを広くとることで掃除の効率もあがるので、一度にかかる掃除の時間を短縮する事が出来ます。

カーペットの抜け毛には塩がおすすめ

カーペットの奥のほうに入った抜け毛は、掃除機で吸うだけではなかなか取れません。

そんなときに使えるのが、塩です。カーペットに塩をまいてから掃除機をかけることで、カーペットに埋もれた毛もしっかりと取り除くことができます。

まとめ

飼い主が犬に撫でられている様子 柴犬を飼うと抜け毛の対策が大変ですが、愛らしい顔と従順な性格、日本の夏にも冬にも対応できる柔軟さなど数多くの魅力があります。

日本犬の中では小型犬で、その人気は衰えることを知りません。

柴犬の飼い主は抜け毛対策を行って快適な毎日を過ごしてください。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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