2018年4月9日

【ペットの自宅供養】火葬後の流れについて

大切なペットが亡くなったら、心を込めて供養してあげるのが飼い主としての務めです。

ここでは、ペットの火葬を終えた後の供養方法について解説します。

火葬後の遺骨の供養方法

犬がお墓を見ている様子 火葬後のペットの供養のスタイルは、人によって様々です。

どのスタイルが自分のペットにあっているか、それぞれの方法を検討してみてください。

納骨堂

ペットのお骨を棚に納骨するための施設が納骨堂です。

お墓に納骨するのと比べるとお金がかからないため、最近では納骨堂への納骨を選ぶ人が増えています。

また、アクセスのよい立地であることが多い、空調が効いている、定期的な手入れが必要ない、天候にかかわらずお参りができるなどのメリットもあります。

ペット霊園

ペット霊園とは、ペットのための墓地のことです。

人間を供養するときとほぼ同じサービスを提供しているペット霊園が多く、葬儀などもペット霊園でお願いできます。

ペット霊園は景色の良いところにあることが多く、またガーデン風になっているおしゃれなペット霊園もあります。

自然散骨

ペットの骨を自然に還すのが自然散骨で、主に海洋葬、山林葬、樹木葬などがあります。

特に最近注目されているのが樹木葬で、ペットを埋葬した土地に植えた苗木は、ペットが土に還るのと同時にどんどん成長していきます。

元気に育った樹木を見ることで、飼い主は亡くなったペットの存在を感じることができることでしょう。

ペットの自宅供養

庭に犬がいる様子 生きていた時と同じようにそばにいてほしい、と考える飼い主が選ぶのが自宅供養です。

自宅供養では、49日、百日、あるいは一周忌まで自宅で供養してから納骨する場合、ずっと自宅にお骨を安置する場合、自宅の庭に埋める場合などがあります。

なお人間の骨を庭に埋めることはできませんが、動物の骨を埋めるのは法律上問題ありません。

ペットのお気に入りの場所を選んで埋めてあげましょう。


ペットの自宅供養の際に用いられるもの

犬の写真 ペットに宗教はないため、自宅供養の際にどのようにしなければいけないという決まりはありません。

しかし、せっかくならペットらしいアイテムを使って供養してあげるのはいかがでしょうか。

楽しい時間を与えてくれたペットに、感謝の気持ちが伝わるように供養してあげてください。

ペット用の仏具

ペット用仏具の基本は、香炉、ロウソク立て、供物皿、水入れ、花立の5点です。

仏教の考えではそれぞれに意味があるので、5点セットになった仏具を購入するとよいでしょう。

今どきのお部屋で供養するのであれば洋風の仏具を、小さめのお部屋で供養するのであれば小ぶりな仏具を選んではいかがでしょうか。

庭用や室内用の墓石

ペットの墓石には庭用のものから室内用のもの、ベランダ用のものまであるので、自宅での供養の仕方に応じて選ぶことができます。

ペットのかわいい写真やありがとうのメッセージなどを入れて、オリジナルの墓石を作るのもおすすめです。

写真立て

写真立てに、ペットの生前の写真を入れて骨壺のそばに飾ってください。

華やかな写真立てを選ぶと、ペットの姿がよりかわいく生き生きとしてみえるはずです。

家族とペットが一緒に仲良く過ごしている写真もいいかもしれません。

ペットにまつわるオーダーメイド品

ペットの毛や骨を入れたオーダーメイド品を作る人もいます。

ペンダントやキーホルダーなどにすれば、外出時も常にペットと一緒にいることができます。

また、ペットの写真を元にペットそっくりのオーダーメイドのぬいぐるみを注文することもできます。

まとめ

庭に伏せる犬 ペットの供養の方法に正解や間違いはありません。

飼い主がペットのためを思って選んだ供養方法なら、それがペットにとって一番なのではないでしょうか。

安心してペットが眠れるように、心のこもった供養をしてあげてください。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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