2018年1月1日

犬にフローリングが危険な理由と対策方法

洋室が最近の主流となっているので、床はフローリングの家庭が多いのではないでしょうか。

しかし、犬にとって滑りやすいフローリングは大敵です。

ここではフローリングの危険性や効果的なフローリング対策についてご紹介します。

犬にフローリングは危険?

フローリングの上に犬が伏せている様子 人にとっては快適なフローリングですが、滑りやすく犬の生活には不向きだといえます。フローリングの上を走ることで、転んで大怪我をすることがあります。

また、フローリングが原因で膝蓋骨脱臼などを引き起こしてしまう可能性もあります。

愛犬の健康を守るためにも、フローリング対策はしっかり行うようにしましょう。

犬のためのフローリング対策① コルクマット

コルクマット フローリングで滑るのを防ぐために多くの人が利用しているのが、コルクマットです。

コルクのメリットは柔軟性や弾力性に優れていることで、やんちゃな子犬がソファから飛び降りたときなどもその衝撃を吸収してくれます。

また抜け毛が絡まらないので、掃除に手間がかかりません。

コルクマットのデメリットとしては、厚さから段差ができる、つなぎ目が反り返る、匂いがする、などが挙げられます。

コルクマットを使うときには、デメリットをカバーしつつメリットを生かすように心掛けましょう。

犬のためのフローリング対策② カーペット

フローリングの上に敷かれたカーペットの上で犬が伏せている様子 カーペットを敷くと滑りにくくなるため、愛犬の足腰への負担を軽減できます。

防音性も高く、集合住宅などで近隣住民へ配慮が必要な場合にもお勧めです。洗濯可能なタイプを選ぶとよいでしょう。

しかし、犬を飼っている家庭でカーペットを敷くとメンテナンスの時間が必要になります。抜け毛の付着、カーペットの上で粗相や嘔吐をした際などの掃除が問題点と言えます。

カーペットを敷く場合は、この点については覚悟しておいた方がよいでしょう。

犬のためのフローリング対策③ タイルマット

フローリングの上に敷かれたタイルマットの上に犬が伏せている様子 正方形にカットされたマットを床に敷き詰めていくタイルマットは、自由自在にフローリングの上に敷き詰められるのがメリットです。

何かあったときの掃除も簡単で、汚れてしまったタイルマットだけを外して洗うことや、予備を購入しておけば、すぐに取り換えることもできます。

特に粗相などの問題を起こしやすい子犬がいる家庭では重宝します。

タイルマットの問題点としては、タイルの間にわずかな隙間があるため水分が漏れ出てしまう恐れがあるということです。

タイルマットを敷くときには、できる限り隙間なく敷き詰めていくようにしましょう。

傷対策にフロアコーティングを

フローリングの上に子犬がお座りをしている様子 飼い犬がフローリングを引っ掻くと、傷が付きやすく修理代も高くなってしまいます。

もちろんコルクマットやカーペット、タイルマットなどを敷くことによってある程度は防ぐことができますが、消耗品であるため心もとない面もあります。

そこで合わせておすすめしたいのが、フロアコーティングです。

床をコーティングすることで、フローリングに傷がつくリスクを最小限に抑えることができますが、問題点は加工にかかる費用だといえます。

業者によっては高額なので、検討されている方は見積もりを取ってもらうようにしましょう。

まとめ

犬がカーペットの上で快適そうにしている様子 愛犬が怪我をしてからでは遅いので、家がフローリングの場合は必ず滑り止め対策をしてください。

それぞれの対策方法にメリットとデメリットがあるので、家庭や愛犬に合ったものを選ぶようにしましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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