2018年4月12日

犬とのアイコンタクトが大切な理由とは?

犬とのコミュニケーションにおいて、アイコンタクトはとても重要で大切です。

ここでは、アイコンタクトが大切な理由や、上手くアイコンタクトができないときの対処法などについてご紹介します。

犬とのアイコンタクトが大切な理由

犬が飼い主にアイコンタクトしている様子 アイコンタクトは、あらゆるしつけの基礎となるので、マスターする事で、その後のしつけをスムーズに進めることができます。

また、アイコンタクトは犬を危険から守るためにも役に立ちます。

犬が危険なことをしている、興奮して我を見失ってしまっている時に、アイコンタクトすることができれば、大事な愛犬の身を守ることに繋がります。

犬とアイコンタクトが出来ない時の対処法

アイコンタクトしている犬が寄ってくる様子 アイコンタクトのトレーニングは、名前を呼ぶ→犬が飼い主のほうを向く→1秒以内にすかさず褒める、を何度も繰り返す事で覚えさせます。

少しずつ段階に分けながらトレーニングを行うことで、スムーズにアイコンタクトを覚えてくれます。

名前を覚えさせる

まずは、自分の名前をしっかり把握させましょう。

名前を呼んだ後、すぐにご褒美をあげることで「名前を呼ばれるといいことがある」と覚えます。

そっぽを向いているときに名前を呼ぶ

名前に反応するようになったら、次はそっぽを向いているときに名前を呼びます。

そのときに犬がアイコンタクトをとったら、間髪入れずにおやつなどのご褒美をあげましょう。

色々な状況のときに名前を呼ぶ

大切なのは、愛犬がどんな状況であっても、飼い主に呼ばれたら反応するように躾けする事です。

夢中で遊んでいるとき、散歩をしているとき、気が散ってしまいがちな環境でトレーニングをたくさん行いましょう。

少しずつご褒美を減らす

アイコンタクトを覚えたら、少しずつご褒美を減らしていきましょう。

最終的に「グッド」「いい子」などの褒め言葉で満足するようになれば、トレーニング完了だといえます。


犬がアイコンタクトをしてくる意味

伏せながら飼い主にアイコンタクトをする犬 飼い主が何もしていなくても、犬のほうからアイコンタクトをしてくることがあります。

実は、このアイコンタクトにはいくつかの意味があります。

何かを要求している

飼い主に何かを訴えかけているときに、犬はアイコンタクトをします。

要求の内容は「構ってほしい」「お腹がすいた」「早く帰ってきて」など状況によって様々なので、犬の様子を観察し、何を求めているのか察知してあげましょう。

要求に応えられないときも、無視せずに何かしらの形で反応を返してあげましょう。

親愛の情を表している

犬は、飼い主のことを大好きになってくれる動物です。

しっぽを振りながら嬉しそうにじっと見つめてきたら、それは犬の親愛の証です。

ただ、飼い主への愛情を表現するためにアイコンタクトをしています。

このようなときは、特に何かをする必要はないので、犬の気持ちを受け止めてにっこりと笑いかけてあげてください。

敵意をもっている

犬がアイコンタクトをしてくるのは、敵意をもっている場合もあります。

まだ犬に信頼されていない飼い始めたばかりの頃などは、飼い主であっても警戒や敵意を向けられることがあります。

しかし、愛情をもって接すれば必ずいつかは心を開いてくれます。

強張った表情で見つめてきたら、「怖くないよ」と優しく声をかけてあげましょう。

まとめ

仲が良さそうな飼い主と犬 アイコンタクトを正しく理解し上手に利用すれば、犬とより良い関係が築けるようになります。

飼い始めたばかりのときは、なかなかアイコンタクトができないかもしれませんが、根気強くチャレンジしてみてください。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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