2018年1月31日

【犬の室内飼い】家具で怪我をする原因と対策

室内で暮らす犬にとって、家の中にどのような危険が潜んでいるかご存知ですか?

今回は、犬が家具で怪我をする要因や対策について調べました。

犬は家具が好き?

ソファに座る犬 ソファをはじめ、家の中にある様々な家具を犬が噛んでボロボロにしてしまうというのは、よくある話です。

スリッパや洗濯物、テーブルや椅子の足、部屋の柱、カーペットのほつれ、電気コードなど、犬の興味・関心を惹く家具の種類は多岐に渡ります。

一体どうして犬はそのような家具に興味を持つのでしょうか。

その理由は、それらのアイテムが犬にとっては遊び道具に見えているからなのです。

特に飼い主の匂いがするものは強く執着します。他にも、噛み心地が良いものや、壊れてバラバラになるものにハマる傾向があります。

また、人間の薬や洗剤にも興味を示し、食べてしまうことがあるので注意が必要です。

犬が怪我をする原因になりやすい家具

階段を降りる犬 しかし、いくら喜んで家具と遊んでいるからといって、全て見過ごすわけにはいきません。

それはもちろん大切な家具に傷が付いてしまうからという理由もありますが、一番はやはり犬が怪我をしてしまうかもしれないからです。

例えば、金具がついた椅子や段差のある家具は、怪我をする要因となる可能性が高いです。

さらに電気コードや、洗剤や薬、植物にも注意が必要です。犬が噛んだ時に口の中を怪我してしまったり、食べてしまうと大変なことになるものもあります。

フローリングはツルツル滑るため関節を傷めやすく、高いところから飛び降りて骨折したりするケースもあります。

室内犬は運動不足の場合もあり、ちょっとしたことで怪我をしてしまいやすくなっていますし、特に小型犬は骨が細いので骨折することが多いです。

犬は噛んだり走り回ったりしている時に怪我をしやすいので、そのような行動をしている時は気を配らないといけません。


注意するポイントと対策

階段に顎を乗せる犬 犬は退屈になると噛むものを探します。

危険なアイテムを噛まないためには、噛んでも良いものを与えることがベターです。

噛み心地の良いおもちゃなどで遊んであげると良いでしょう。

また、噛んではいけないものや食べてはいけないものに対しては、なるべく目の触れないようなところに隠すようにしましょう。

また、椅子の足や柱などには苦い味のするスプレーをかける、室内に犬が通れない仕切りを作ってあげて、行動範囲を決めてあげるといった対策も一つの案です。

室内には犬にとっては危険なものもあるので、犬の行動や癖も把握し、リスクを最小限にできるよう工夫してあげましょう。

もし体を痛めたと感じたら

隙間からこちらを見る犬 愛犬の様子がもしおかしいと感じたら、すぐ動物病院に連れて行くようにしましょう。

こういった場合に素人判断は禁物です。

まずは落ち着いて、動物病院に連絡し、できればその場で対処方法を仰ぎましょう。

あらかじめ応急処置を覚えておくと、実際に何かあった時に便利かもしれません。

しかし、例えば同じ異物を飲み込んだとしても、その中身によって治療方法は異なってきます。

応急処置が仮にうまくいったとしてもそこで満足せず、必ず専門家の人に相談し、指示を仰ぎましょう。

まとめ

いかがでしたか?犬が室内で怪我をする原因、注意するポイントや対策についてまとめました。

室内は犬にとって、人間が想像するよりも危険であることがわかりますね。

注意しなくてはならないポイントを把握して、愛犬が安心して暮らせる環境を作っていきましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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