2018年4月27日

犬を飼う上で節約できる3つのこと&節約するべきでないこと

「犬との暮らし、節約できることってある?」

「節約した分で犬とのおでかけを増やしたい!」

そんな風に思う方は少なくないと思いますが、実際にどのように犬を飼ってる方たちは節約しているのか。

また、逆に“節約するべきでない(できない)”点は何なのかについてお話しします。

犬を飼うとかかる費用の平均

小銭と犬の置物 「アレルギーだからフードは変えられない」「自宅でトリミングできる被毛でない」など、ご家庭によってウェイトを置くポイントはさまざま。

そのような犬種や個体差などを抜いた上で、犬の暮らしの平均費用は以下が平均と言われています。(2018年掲載時点)

5,000円~10,000円前後/毎月

主に必要となってくる費用はエサ代(おやつ代も含む)、トリミングやシャンプー代、必要に応じての犬用グッズとなります。

中でもエサ代は費用の大半を占めているご家庭がほとんどです。

月に一回ほどの頻度で必要となるシャンプーも、自宅できるか否で大きな差がでるポイントですよね。

犬との暮らしで簡単に取り組める3つの節約術

トリミング中の犬の足元

節約術①専門学校への協力でトリミング代を節約できる?

意外と知られていませんが、ペットトリマーの専門学校では学生の実習のために丁寧なトリミングを低価格でやってくれるところがあります。

希少犬種で学生さんでは不安、と感じる方にはオススメしませんが、将来のために頑張っている方達が多いので誠意ある対応をしてくれる点は安心です。

また、犬についての専門知識を教えてくれたりもするので有り難いです。

料金は平均して、2,000円~5,000円で一般的な専門店の半額ほどです。

もちろん専門店と同じで担当者と飼い主がお互い信頼できる関係であることが前提ですから、頼む前にしっかり調べて自分の意志で選びましょう。

節約術②犬繋がりの友達(犬友)と協力し合う

知識や設備の整ったペットホテルの利用が一番安心できることは最初に触れておきます。

しかし、犬の性格によっては見知らぬ人、犬に囲まれることで大きなストレスを感じることも。

犬同士も面識もあり、仲良くできるなら尚更心配がないし有り難い話ですよね。

また、急な出張でペットホテルの予約がとれない、という時に一声かけられる存在がいることは飼い主さんにとっても安心できます。

節約という観点からは少しずれますが、犬のことで困った時にお互い協力し合える関係性は積極的に構築しておくべきです。

節約術③通販や馴染みのお店でドッグフードまとめ買い

愛犬の食事は手作りの人もいますし、ドッグフードの方もいますので愛犬の食費も大きく変わってきます。

例えば最寄りのホームセンターやドラッグストアで購入した際の平均は、小型犬だと3,000円ほど、大型犬ともなると8,000~10,000円前後が目安になります。

ですが店舗によってはまとめて購入すると単価が安く済むだけでなく、通販なら送料無料になることも多く、わざわざ自分で重い袋を持って帰る必要がなくなります。

ものによっては1つあたり10%~15%もの割引が効くことがあり定期購入のコースであれば買い忘れもありませんよね。

注意点としては価格だけで選んでまとめ買いしてしまうこと。

もしお得に購入できても、愛犬が食べられないとなると一気に無駄が出る結果になります。

一度は購入したことがある商品、普段愛用しているフードが定着している上で“購入する場所・方法”を新たに検討する、ということです。


ここは節約できない!犬には必要な費用

ゴールデンレトリバーの顔

畜犬登録

畜犬登録とは、生後90日以上の犬の飼い主に義務付けられている登録です。

生後90日を経過すると狂犬病予防注射を受ける必要があります。

その後「注射済み証明書」を持参して30日以内に役所か保健所に行かなくてはなりません。

更に、飼い主の住所が変わる時には届出も必要ですし仮に飼い主が変わることがあれば届けを提出して登録を抹消することになります。

お住まいの地域によって、名称や費用は多少異なります。

知人同士の譲渡などの場合、この義務を知らないままに未登録で暮らしていることも。

逆に知っていても、登録の有無を問われないから必要性を感じない、タイミングをなくしてしまったという声も耳にすることがあります。

いずれにせよ、登録はするべきです。

犬関連イベント、ホテルなど飼い主さんをサポートする施設は未登録では利用できない場合もあります。

狂犬病予防注射

これも必ず受けなくてはなりません。狂犬病予防注射は、狂犬病予防法で毎年1回受けなければならないと定められています。

集団接種を逃してしまった場合、動物病院などでも予防注射はできますが、接種済み証明書を保健所などに提出する必要があります。

混合ワクチン接種

混合ワクチン接種は、犬がかかりやすいとされている病気に対しての免疫力を高める大切な注射です。

予防接種は動物病院で随時受けることが可能です。

料金の目安は5~6種混合ワクチンが5,000~7,500円で、8~10種が5,000~10,000円ほどとなります。

節約術に関わる注意点

犬を飼う上で節約も大事ですが注意しなくてはいけないこともあります。

例えば愛犬を友達に預けるのは良いのですが、それが頻繁となってくると迷惑がかかってしまいます。

頻度や心ばかりのお礼は必要になってきます。

また、ドッグフードのまとめ買いに関しても保管状態は十分注意して行うことが大切です。

こちらを見つめるチワワ 「犬との暮らしをより良くするために節約できるところは節約を。」この目標を応援したく、本記事を執筆しました。

しかし、節約を頑張っていても“これでいいのか”と疑問に思うこともあるでしょう。

節約は「無駄を省くこと」であり、暮らしの質が貧しくなる結果となるのでは本末転倒です。

そのため、今回はすぐ取り入れやすい簡単な方法だけ紹介しました。

最初から大幅に費用を抑えることに固執せず、ゆっくり見直していってくださいね。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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