2018年5月28日

犬用のレインコートの役割と上手な選び方

人間は自分の手で傘を持ったり、自分でレインコートを着るなりして雨をしのげますが、犬はそうはいきません。

傘を一緒にさしながら歩くのも非常に難しいです。

そこで登場するのが犬用のレインコートです。

犬用のレインコートがもたらす役割と種類について紹介させていただきます。

犬にとってレインコートは効果的

レインコートを着た白い2匹の犬 犬にレインコートを着させていても、歩いたり走ったりすれば泥がはねたり濡れたりはしてしまいます。

しかし、泥や雨で汚れる範囲は格段に減らせるのです。帰宅してからの愛犬の手入れも随分楽になります。

また、レインコートを着用させずに散歩に行けば帰宅後は間違いなく全身シャンプーをすることになりますよね。

泥が染み込んだ毛を強く洗うのも犬にとっては決してよいことではないです。

頻度の高いシャンプーは皮脂を必要以上に流してしまうため皮膚炎や乾燥による炎症を起こす引き金になりえます。

最近では梅雨や急なゲリラ豪雨が目立つようにもなりました。

さすがに台風の時には散歩には出歩かないとは思いますが、レインコートの使用頻度としては年々高くなっている気がします。

因みにレインコートは、雨の日だけではなく雨上がりの日に使用するのも非常に効果的です。

雨で濡れた草木に触れると濡れたり水溜まりがあると泥はねもしますので一つあると便利です。

レインコートの様々な種類

雨の日に遊ぶ犬 犬用のレインコートの代表的な作りとしては、オーバーオールのタイプかポンチョタイプ(マントのような形)となります。

非常に便利な犬用のレインコートですが、実はレインコートを着せる時は選んだ形により結構着させるのに苦労します。

まず頭を通させる段階で苦戦を強いられますよね。

特にオーバーオールタイプは可愛いので人気ですが足からも通さなくてはいけませんので、レインコート使用初心者さんじゃなくとも急な雨で焦っている時は手早く着させる技術が必要になります。

ポンチョタイプといわれるマントのような形のは初心者さんでも着せやすいです。

また、大半のレインコートには、丁寧にも収納袋が付属されてますので乾かしたあとは小さく畳んで持ち運びが容易にできます。

急な雨に備えて散歩バッグにいつも入れておけば困らずに済みますね。

フード付きのものは賛否両論で、視野が遮られたりすることを危惧する声もあります。

しかし最近ではフード部分が透明で見通しがよいビニールになっている商品などもあります。


愛犬に合うレインコートの選び方

レインコートを着るフレブル レインコート選びは犬の体型に合わせるのが意外と難しいです。

小さな犬でも、思ったより胴回りが大きい場合があったりしてサイズ合わせが難しいのです。

逆に胴回りがサイズが合っていても丈が長すぎたり…人間の服選びと同じようなものです。

『多少長いけど、まぁいっか!』は危険です。

丈が長すぎれば足に引っ掛かり散歩中に転倒して怪我をしてしまったり余分な長さがドアに引っ掛かったりしてしまうこともあります。

どちらかといえば大きすぎるものよりは、多少小さめの方が丈に関しては安全に使えます。

しかし、サイズが『小さすぎる』のも苦しくなるのでいけません。

結局のところ実際に体に合わせて購入するのが一番だといえます。

見た目では、なかなか分からない部分がありますから目検討で買ってしまえば購入失敗に繋がってしまいます。

犬用のレインコートの注意すべき点

川沿いを歩くレインコートを着た犬 レインコートの注意すべき点は、犬用の単なる服とは違って動くたびに音が出ますね。

レインコートがガサゴソと発する音を嫌がる場合があります。聴覚が人間よりも遥かに上回る犬には不快なのです。

そこで無理矢理着せるのは決してよいことではないので無理に着せるのは避けましょう。

またサイズの合っていないオーバーオールタイプのレインコートの場合、小さすぎれば全身に圧迫感が生まれるので嫌がったりもします。

レインコートが原因で散歩を嫌がるようになる場合もありますので注意しましょう。

そのような犬には全身が覆われるオーバーオールタイプのものではなく、ポンチョタイプがオススメでしょう。

まとめ

意外と犬用のレインコートがあることを知らない方は多いのですが、人間と同じように犬も汚れたくないし濡れたくはないと思っています。

風邪をひく原因にもなりますから着脱のしやすいレインコートが一つあると随分お散歩も快適に過ごせるでしょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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