2019年3月9日
犬同士の喧嘩に遭遇!飼い主が仲裁に入る際の注意点
散歩をしているときなどに、犬同士が突然喧嘩を始めてしまうことがありますよね。
他の犬は大丈夫なのに、特定の犬とだけは喧嘩になってしまうということも。
今回は犬同士の喧嘩を止める方法と飼い主が行うべき行動を紹介していきます。
愛犬がきっかけでご近所トラブルに発展、といったケースにならないためにも注意しておきましょう。
まずは犬の「じゃれあい」と「喧嘩」の違いを確認
飼い主が喧嘩だと思っていても犬本人にとってはただのじゃれ合いだと考えていることもあります。本当に喧嘩をしている時に見られる犬の仕草から見ていきましょう。
まずじゃれ合いの場合は歯を出していても甘噛程度です。噛んでいるように見えてもその強さを確認しましょう。
怒っている際の毛並みもチェックしてみましょう。逆立っていたり、耳やしっぽが上向いている場合は本当に怒っているサインになります。
ただし、じゃれあいだったとしても相手の犬の飼い主さんはドキドキしながらみているかもしれません。じゃれ合いなら飼い主が手を出しても危険はないので、さっと距離をとっておきましょう。
犬の喧嘩、人間が仲裁に入る際の注意点
喧嘩の中で犬は他の犬との触れ合い方や社会性を学んでいきます。そのため、子犬同士など軽いものであれば飼い主は手出しをしないほうがいいでしょう。
ただし成犬以降の犬の喧嘩の場合はヒートアップする前に仲裁が必要です。飼い主が間に入ると興奮状態の犬は噛み付く恐れもあります。
そのため咄嗟に近づいたりはせず、離れた場所から仲裁を行うようにしましょう。リードを引っ張るだけでは収まらない場合、おすすめなのは水を掛けるという方法です。
水を浴びることで犬は驚き、喧嘩のことを一時忘れます。その間に飼い主が近寄って愛犬を落ち着かせてあげましょう。
犬が喧嘩をしないために事前に行うべきこと
喧嘩をしないために大切な事は、普段のトレーニングです。待てやお座りを覚えさせることで、自分の犬の行動をコントロールできる関係を築いておきましょう。もちろんたくさんのコマンドを習得している犬でも、興奮しているときは簡単にいうことをきいてくれないかもしれませんが、愛犬を落ち着かせる方法としてはとても有効です。
周囲の犬がこっちを明らかに意識している、または愛犬が意識している場合は、気づいた瞬間におすわりやまてなどでアイコンタクトをとりつつ落ち着かせましょう。
この他にも犬の社会に慣れるということも大切です。小さな頃に他の犬に触れ合っていないとどうやって交流をすればいいのかわからなくなってしまいます。
交流会やパピーパーティーなどに参加して犬同士の遊び方を覚えるようにしていきたいですね。
文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。
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