2018年6月13日

ジャックラッセルテリアに多い病気と年間治療費は?

読者ライター

ななな

10年以上犬と生活してきた経験を活かして、役に立てる、共感できる記事を目指しています

とても賢く、元気で運動量も多いジャックラッセルテリア。

とても健康的なイメージがありますが、かかりやすい病気などはあるのでしょうか。

ジャックラッセルテリアの年間治療費やかかりやすい病気などを見ていきましょう。

ジャックラッセルテリアの年間平均治療費は

窓辺でくつろぐジャックラッセルテリア ジャックラッセルテリアはかかりやすい病気が少なく、平均寿命も15歳ととても長寿な犬です。

しかし病気になるとどのくらいの治療費が必要になるのでしょうか。

この記事はアニコム損害保険株式会社が2015年4月1日から2016年3月31日までの間に契約した犬482,187頭、その中のジャックラッセルテリアを対象に集計したデータを引用しています。

ジャックラッセルテリアの全年齢の平均治療費は68,756円になっています。

これは全犬平均とほぼ同じ額なのですが、病気になるとこのくらいの金額が必要になってきます。

そして若いうちは元気ですが、10歳を超えるようなシニア犬になると運動量なども減り、かかりやすい病気も増えてきてしまいます。

年齢別の平均治療費データを見てみても、8歳時点では8万円ほどに対して、12歳になると一気に跳ね上がり18万円と倍以上の額になっています。

歳を重ねるごとに病気が増えるのは犬も人間も同じです、しっかりと見守ってあげたいですね。

ジャックラッセルテリアがなりやすい病気とは?

座った状態で目をつむっているジャックラッセルテリアの子犬 若いうちは大丈夫なのですが、歳を重ねると気をつけたいシニアなジャックラッセルテリアに多い病気、それは糖尿病です。

ジャックラッセルテリアは年齢とともに膵臓の機能が低下が激しく、その結果糖尿病を発症する可能性が高いのです。

アニコム損害保険株式会社のデータを見てみても肝臓や膵臓が原因の疾患での請求割合はジャックラッセルテリアはとても多くなっています。

加齢が原因だけでなく、遺伝による先天的な理由で糖尿病を発症することもあり、かかりやすい病気となっています。

もし糖尿病になった場合には、食事をとっているはずなのに痩せていく、お腹だけが張っているなどの症状が現れます。

▼詳しくはこちらの記事でお話ししております。

【獣医師監修】近年増えている“犬の糖尿病”の症状と治療法



ジャックラッセルテリアは飼い主にそんな弱い姿を見せないようにするために辛そうな仕草をあまり取りません。そのため発見が遅れてしまうということもあります。

糖尿病は早期発見することで、薬で症状を抑えることができる病気なので、変化を見逃さないようにしていきたいですね。

糖尿病は年を重ねるごとに代謝が低下することにより発症しやすくなります。

そのために若い頃と同じ様に食事を一気に食べようとする犬に起こりやすいです。

食事を一度にまとめてあげているという場合は朝と夕の2回に分けるなどすると、肥満防止になり糖尿病予防に繋がってきます。


まとめ

ベンチで寝そべっているジャックラッセルテリア ジャックラッセルテリアは丈夫な体を持っており、若いうちはかかりやすい病気などは特にありません。しかしシニア犬になってくると糖尿病などに気をつけましょう。

一緒に暮らしている中でも違ったことがないか注意し、加齢による変化に気づけるようにしていきたいですね。

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