2018年8月7日
注意したい!シーズーに多い病気&平均治療費を紹介
ななな
10年以上犬と生活してきた経験を活かして、役に立てる、共感できる記事を目指しています
丸い目やふわふわとした毛が特徴でかわいいシーズー、ですがそのチャームポイントが弱点になってしまう場合もあるのです。
今回は、シーズーに多く見られる病気やシーズーが病気になってしまった場合の年間平均治療費を紹介していきます。
シーズーが病気になってしまった場合治療費はどのくらい?
もしもシーズーが病気になってしまった場合の平均治療費をペット保険会社のデータから見ていきます。今回はアニコム損害保険株式会社が2015年4月1日から2016年3月31日までの間に契約した犬482,187頭、その中のシーズーを対象に集計したデータを引用しています。
シーズーが病気になってしまった場合の年間平均治療費は93,481円となっています。
これは平均よりも少し高額になっています。
犬が大きな病気になってしまった場合はとてもお金が必要になります。
いざという時に払えないということが無いように備えや対策を考えておいたほうがいいです。
しかし一番なのは病気をしっかり予防することです。
病気にならないために必要なことは、日常のケア、そして病気に対する知識です。
日常的な対策を行うことで病気になる可能性は低くすることができます。
シーズーがかかりやすい病気とは一体どの様な病気なのでしょうか。
特に「眼の病気」に注意してください
同データを見てみるとシーズーに多い病気は眼の疾患です。眼の疾患が原因による請求割合を見てみても全犬平均では10%前後なのに対してシーズーは25%前後ととても高くなってしまっています。
シーズーは眼が大きく、毛が長い犬種です。そのために毛が眼に入り込むことで眼の角膜を傷つけてしまったり、何度も繰り返すことで炎症を起こしてしまったりします。
それが続いていると角膜炎という病気になってしまいます。
対策としては毛が長いようであれば整える、その他にも目ヤニや汚れがないか確認して常に目の周りを清潔にしてあげるようにしてください。
皮膚の状態にも気を配ってあげて
もう一つシーズーが気をつけたいのが皮膚疾患です。シーズーは寒冷地生まれの犬であり、日本の高湿度の環境は苦手な犬種です。
シーズーの皮膚は寒さ対策としてうっすらと油分で覆われています。
そのため寒さには強いのですが、暑い日差しを浴び続けると、この油分がベタつき毛の奥で絶好の菌の繁殖場になってしまうのです。
すると脂漏性皮膚炎といったシーズー特有の病気を引き起こしてしまうことがあります。
夏場は特に体温管理に気をつけて長時間外にいることはないようにしてあげてください。
まとめ
シーズーに場合気をつけたいのが、眼と皮膚です。過ごしやすい環境を作ってあげて、いつまでも健康でいられるようにしたいですね。
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