2019年2月26日

ペットロスを乗り越えるために取り組んでみたい6つの方法

ペットロスで苦しんでいる方は年々増えています。

これは、人間とペットの関わり方が、以前の人と愛玩動物という関わりから、家族や伴侶、パートナーへと形が変わったことが理由であるとされます。

ペットを愛していた人ほど、長い時間を過ごした人ほど苦しんでしまう傾向にあるようです。

大切な家族を失ったのですから、悲しい気持ちになるのは当たり前。ゆっくり時間をかけて立ち直っていけばいいのです。

今回はペットロスを乗り越えるために取り組みたい方法をご紹介します。

ペットロスとはどんなもの?

花の中を歩くジャックラッセル 家族同然に一緒に過ごしてきた愛犬を亡くしてしまったとき、大きなショックを受け、いつもとは違った精神状態になってしまいことを「ペットロス」「ペットロス症候群」と呼びます。

具体的なペットロスの症状として、以下のような症状が現れると言われています。

・気持ちが落ち込む
・何ごとにも関心を持てなくなる
・楽しめない、喜べない
・眠れない
・体がだるい
・食欲が出ない
・自分を責めてしまう

近年、このペットロスを経験する人の数は増えていると言われています。

特に、ペット過ごした時間が長いほど、深く愛情を注いでいた人ほど、愛犬を失ったショックは大きくなると言われています。

大切な愛犬を失ってしまったので、落ち込むのは当然です。

ペットロスは病気ではありません。当たり前の感情なのです。

でも、立ち直れなくなってしまったら、どうしたらいいのでしょうか。


ペットロスを乗り越えるために

何かを見つめる犬

思いっきり悲しむ

愛犬のことを思い出すと、悲しくなってしまうでしょう。

涙も溢れて来るかもしれません。

泣いていいのです。

だって、あなたは大切な家族を失ってしまったのだから。

無理に笑おうとせず、自分の気持ちに素直になって思いっきり悲しむのも立ち直るためには大切です。

心だけでなく、身体にも休息を

ペットロスになったら、できれば病欠して会社を休むようにしましょう。

ペットロスという言葉は出さずに、体調不良として1日、2日くらい休んでもいいのではないでしょうか。

気持ちが落ち着かないときは、まずは体を落ち着かせることが大切です。

お風呂にゆっくり入って、ベッドで体をリラックスさせてあげれば、少しずつ心も楽になって来るかもしれません。

しっかり寝ることも大切です。

ペットの事を考える時間をつくる

愛犬のことを静かにゆっくり思い出す時間を作りましょう。

もちろん、最初は悲しくなってしまうかもしれません。

それでもいいのです。

最初にあった日のこと、楽しかった思い出、毎日のことをゆっくり思い出すことで、愛犬の供養にもつながります。

自分の気持ちを書き起こしてみる

頭の中が、悲しい言葉が覆い尽くされてしまっている時には、自分の気持ちを書き出してみましょう。

キーボードでも、手書きでも構いません。

気持ちを文章にして書き出すことで頭の整理ができてきます。

何を書けばいいか分からないという人は、愛犬への手紙を書いてみてはいかがでしょうか。

ありがとうの気持ち、会いたいという気持ちを愛犬に伝えるのです。

同じ境遇の人と話してみる

愛犬を亡くした気持ちを、同じ境遇の人と話してみるのもいいでしょう。

こんなに悲しいのは自分だけじゃないという気持ちにもなりますし、同じ境遇なので相手に気を使わずに自分に気持ちを吐き出すことができます。

悲しむ期間は自分で決める

ペットロスになったことのない人や、会社の人、家族などがあなたを心配して「まだ悲しんでいるの?」「もうそろそろ立ち直らなきゃ」「元気を出して」と声をかけて来ることがあるかもしれません。

でも、悲しむ時間はあなたが決めること。

悲しい気持ちを無理に押し込めて、悲しむ期間を縮めなくていいのです。


まとめ

ラベンダーの間から顔を出すゴールデン ペットロスを乗り越えるために取り組みたいことをご紹介しました。

大切な家族をうしなったのですから、落ち込んでしまうのは当たり前です。

誰も、あなたの悲しい気持ちを責めることなんてできませんし、あなたも自分を責める必要はないのです。

ゆっくりと自分と向き合って、少しずつ元気を取り戻すことを願っています。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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