2018年1月23日

ダンディ・ディンモント・テリアの性格から魅力まで

ダンディ・ディンモント・テリアはスコットランド原産のテリア犬です。

日本ではまだまだ珍しい犬種ですが、海外ではショードッグや家庭犬として活躍しています。

そんなダンディ・ディンモント・テリアの魅力から歴史までご紹介します。

ダンディ・ディンモント・テリアは「テリアらしくないテリア」

ダンディ・ディンモント・テリアが芝生に立っている様子
その名の通り穴を掘る能力に優れたテリア犬は、ネズミやキツネ、カワウソなどの狩猟において活躍していました。

テリア犬に分類される犬種はエアデール・テリアを除いてほとんどが小型で、かわいらしい容姿をしています。

しかし、そもそも猟犬として作出されたテリア犬は見た目とはギャップのある性格をしています。

気が強くて気性が荒く、些細なことで興奮することがあります。

また警戒心が強くよく吠えるため、飼い主を困らせることもあり、テリア犬を飼うのは初心者には難しいといわれる理由の一つになります。

そんな中で、ダンディ・ディンモント・テリアは「テリアらしくないテリア」といわれています。

猟で活躍していたという点においては他のテリア犬と変わりありませんが、とても大らかで優しい性格をしていて、吠えることもあまりありません。

人懐っこく協調性がある性格のため番犬には向かず、テリア犬としての気質は非常に少ないといえるでしょう。

また、ダンディ・ディンモント・テリアがテリアらしくないといわれる所以は性格だけではありません。

テリア犬の体系の特徴として直線部分が多いことがあげられますが、ダンディ・ディンモント・テリアは直線部分があまりありません。

狩猟犬らしくない見た目という点でも、ダンディ・ディンモント・テリアは他のテリア犬とは大きく異なるといえます。

ダンディ・ディンモント・テリアの特徴

ダンディ・ディンモント・テリアが芝生を歩いている様子 ダンディ・ディンモント・テリアは体高24㎝前後、体重9㎏前後で小型犬に分類され、胴長短足の体系をしています。

長めでふわふわの被毛が特徴的で、特に「トップナット」と呼ばれる頭のてっぺんの被毛は目を引きます。

この頭の毛はトリミングによって作られるものなので、ダンディ・ディンモント・テリアを飼った場合には、容姿をキープするにはトリミングが必要になります。

毛色は、ペッパーとマスタードの2種類のみが認められています。

胸や爪のホワイトは許容範囲とされていますが、脚が白いのは好ましくありません。

しっぽの色は全身の色に比べて暗くなければならないとされています。


ダンディ・ディンモント・テリアの飼うときのポイント

ダンディ・ディンモント・テリアが芝生に立っているようす ここではダンディ・ディンモント・テリアを飼うときのポイントをご紹介します。

運動

身体の小さなダンディ・ディンモント・テリアですが、運動することが大好きです。

毎日適度に運動をさせてあげましょう。

なお、腰に負担がかかりやすい体形をしているので高いところから飛び降りたりはしないように注意してください。

被毛の手入れ

ダンディ・ディンモント・テリアの特徴は、長くてきれいな被毛です。

週に3回を目安にブラッシングを行い、美しい被毛を保つようにしましょう。

また、皮膚病を防ぐためにもシャンプーやカットは定期的に行ってください。

しつけ

特別しつけが入りやすい犬種とはいえませんが、根気強く教えれば徐々に覚えてくれるはずです。

褒めることを中心に、気長にしつけを行ってください。

なかなか覚えないからといって厳しく叱ることは避けましょう。

まとめ

三匹のダンディ・ディンモント・テリア ダンディ・ディンモント・テリアはテリアとしての気質があまりなく、初心者でも飼いやすい犬種だといえます。

入手するのは簡単ではありませんが、家族として迎えることができればきっと素晴らしい家庭犬になってくれるでしょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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