2018年3月21日

柴犬を飼うと気づく4つのこと

日本では古くから親しまれている柴犬。

忠誠心が高く、飼いやすいと言われており、ペットとして人気の犬種です。

実際に飼ってみると、柴犬ならではの個性があることに気づきます。

1.散歩が大好き

体をブルブルさせる柴犬 犬を飼う上で欠かせないのが散歩です。

特に柴犬は、もともと獣猟犬として山岳地帯を走り回っていたというルーツを持つ活動的な犬種であり、運動量が多いです。

高齢になるにつれて運動量は減少していきますが、育ち盛りの頃には長時間散歩に出掛けた後でも、広場で走り回った後でも疲れを見せない程のスタミナを持っています。

雨の日でも構わずに散歩に出掛けたがり、散歩の時間になると「くーんくーん」と鳴いて飼い主にアピールをしてくることも。

走り回ったり、外に出ることが大好きな犬種なので、日頃から十分な運動をさせてあげる必要があります。

2.警戒心が強い

上を見上げる柴犬 忠誠心が高い柴犬は、飼い主や家族に対しては非常に従順です。

無駄吠えが少ない犬種なので、室内にいても比較的おとなしく過ごしてくれます。

一方で、見知らぬ人や散歩中に遭遇する他の犬に対して警戒心むき出しになることも。

たとえば友人を家に招いたときに、柴犬をなだめてもずっと吠え続けているということもあります。

また、他の犬に対して、臆することなく向かっていく攻撃的な一面もあるなど、勇敢な犬種です。

外で遊んでいるときには、小さな虫を見つけて必死に追いかけ回す姿も見られます。

警戒心が強いということは、言い換えれば臆病とも言えます。

物音や風の音でビクっとしたり、救急車のサイレンに向かって吠え続けることもあります。

トレーニングをすれば、状況に応じた立ち振る舞いをきちんと理解する賢さもあるため、番犬にも向いていると言われる所以ではないでしょうか。


3.きれい好き

おもちゃを咥える柴犬 柴犬はとてもきれい好きです。

外で飼う場合でも室内の場合でも、しつけをすればきちんとトイレの場所を覚えます。

自分のテリトリーを汚したくないという意識が強いため、そこら中におしっこやうんちをしてしまうなんて心配も少ないです。

成犬に近づくに連れて家や庭ではトイレをせずに、散歩中にしかトイレをしないようになるとも言われています。

また、柴犬は自分自身もきれいに保つために猫のように身体をペロペロとなめます。

硬く短い毛ということもあり、汚れがつきにくいことも特徴です。

そのためシャンプーの回数も比較的少なくて済むのです。

4.換毛期には抜け毛が多い

ドアから出てくる柴犬 ダブルコートと呼ばれる被毛を持つ柴犬は、かたい上毛とやわらかい下毛が特徴です。

春から夏にかけて換毛期となり、毛がごっそりと抜けます。

そのときには、こまめにブラッシングをしてあげることで、清潔さを保ってあげることができます。

特に下毛は勝手には抜けきらないので、皮膚病などの病気を防ぐためにもしっかり取り除いてあげましょう。

手で撫でるだけでも結構な量が抜けていくため、はじめはびっくりするかもしれません。

室内で飼う場合は、抜け毛が部屋に散らばるので気をつけたいところです。

ペロペロと毛づくろいをしている最中に毛玉を飲み込んでしまうといったこともあるので、換毛期以外にブラッシングをしてあげると良いでしょう。

まとめ

柴犬に限らず、飼ってみないとわからないことは多いものです。

犬は、家族の一員として長い時間を一緒に過ごすので、時間が経つにつれて知っていくこともあり、日々面白い発見もあります。

柴犬は警戒心が強く臆病な面もありますが、そういったことも含めて可愛らしさと言えるのではないでしょうか。

しっかりと散歩に連れて行ってあげてしつけを行えば、とても飼いやすく頼もしい家族となってくれます。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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