2018年4月10日

【シニア犬】あるある!愛しい老犬の行動まとめ

犬と生活している方はご存知だと思いますが、犬の寿命は短く、人間の5分の1ぐらいしかありません。

小型犬では8歳ぐらいから、大型犬だと5、6歳ぐらいからシニアの時期に入ると言われています。

やがて必ずやってくるのがシニア期の、年を取っても愛おしいシニア犬あるあるをご紹介します。

いつでもたっぷり眠る

部屋で寝るシニア犬 元気だった愛犬も、シニア期になると寝ていることを好むようになります。

寝ている時間が多くなり、ちょっとの物音では起きないほどぐっすり眠るようになります。

来客や車の音への反応が薄くなり、大きな音がしても少し目を開けて眠る、というような毎日になります。

ずっと自分のスペースで寝ていたのに、シニアになると家族のそばで眠りたがるようになることも多くなります。

食べたいものと食べる量が変わってくる

餌を食べるシニア犬 人も年齢を重ねると食べ物の好みや食欲の度合いが変わってくるように、愛犬も同じくシニア期になると、好みが変わる、若い頃ほど食べ物に執着しなくなる事があります。

また、逆のパターンとして、食べ物に異常に執着するようになる、一日に何度も欲しがる場合もあります。

老犬になると足を踏ん張って食べるのが難しくなります。

今まで床にお皿を置いていた場合は、足のついた食器を選んだり、台の上にお皿を置いてあげましょう。


おしっこの回数が増える、お漏らしをする

おしっこの場所を間違えるシニア犬 これも人と同じく、犬も歳をとると内臓の筋肉が衰えはじめ、尿意を伝える神経伝達も若い頃のようには行かなくなります。

散歩の時までおしっこを我慢できていたのが、家でお漏らしするようになる、おしっこの回数が増える、夜におしっこをする事が多くなります。

愛犬が寝る場所の近くで、おしっこできる場所を増やす形で環境を整えてあげるのもいいでしょう。

ゆっくり歩く

ゆっくり歩くシニア犬 飼い主をぐんぐん引っ張っていた愛犬も、歳を重ねると共に筋肉が衰えて、走ることが少なくなり、前ほど散歩に興味を示さなくなる事があります。

それでも、犬にとって散歩はとても大切な時間だと言えます。

適度な運動をすることによって、筋肉に刺激を与える、血液を循環させる、老化を遅らせることができます。

愛犬に負担が掛からない、無理のない程度で散歩に連れ出してあげましょう。

見た目もちょっぴりシニアに

白髪が目立ちはじめたシニア犬 これも人と同じですが、犬も年齢と共に見た目に変化が現れ、濃い色の被毛を持つ犬は、白髪が目立つようになります。

被毛が伸びる速度も緩やかになり、ツヤツヤだった毛が少しパサパサになります。

皮膚も弱くなるので、できものが出来やすくなり、皮膚を痒がる様子を見せる事があります。

愛犬に合わせたペースで、スキンシップを取りながら被毛のお手入れを行って、皮膚に異常がないかを確認してあげてください。

若い頃にはサマーカットをしていた犬も、冬になっても冬毛が思うように生えてこないことがあるので、様子をみて柔軟に対応しましょう。

耳が遠く、目が見えにくくなる

メガネをかけるシニア犬 犬にとって最も大切な嗅覚は最後まで残ると言われていますが、体の機能が衰え、耳が遠くなる、目が見えにくくなります。

そのため、飼い主の匂いを嗅がせながら、優しく話しかけてあげる、スキンシップを取るようにしてあげましょう。

年齢と共に目が見えなくなるのは全ての犬に当てはまりますが、目が白く濁ってきたら白内障の可能性があるので獣医さんに連れていってあげるようにしましょう。

まとめ

飼い主に抱きしめられるシニア犬 愛犬が年をとるということは、飼い主にとって寂しい事だと言えます。

しかし、シニア期になるまでの長い時間を側にいてくれたことや、無事に過ごせたコトも事実です。

今まで以上に、お世話の時間や医療費などの出費が必要になりますが、かけがえのない愛犬の老化による変化を、心に余裕を持って見守ってあげてください。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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