2018年2月11日

愛犬が自分に懐いてくれない意外な理由4つ

犬が大好きなのに、なぜだか愛犬に懐いてもらえない…そんな風に感じたことはありませんか?実はそれには理由があるのです。

その原因を知れば、大好きな愛犬が懐いてくれる確率が格段に上がる場合があります。

理由を知って、ぜひ大好きな犬とコミュニケーションを上手にとって頂ければと思います。

1.犬が嫌いなニオイがする

ソファに埋まるビーグル 実は犬にも嫌いなニオイがあります。

人間も『不快だな』と感じるニオイを放つ物や人には近寄りたくはないですよね。

それと同じなのです。

例えば、代表的なのはタバコのニオイですが、これは犬に限らず大半の動物が嫌いであることが多いニオイだとされています。

それに加え、タバコは煙がでます。その煙も犬は不快だと感じているのです。

また、アルコールのニオイも同様で、犬は嫌いなニオイだと認識しています。

その理由としては、犬の嗅覚は人間とは比べ物にならないくらい優れていますので、鼻が曲がりそうなぐらいの『刺激臭』として捉えているのです。

他には、台所周りの物でいうと酢やタバスコ、玉ねぎなどのような刺激臭を放つ食材や調味料も犬は苦手なニオイとしています。

また、整髪料や化粧品などの化学物質のニオイも犬は嫌いだとされていますから、それらが原因である可能性は非常に高いです。

2.声が大きいから怖い

飼い主の手に足を乗せるビーグル 犬の聴覚は人間のおよそ4倍ともいわれています。

更に床にコップが落ちた音など、物が落下した時の音は400倍で聞こえているそうです。

犬は花火や爆発音、ドアを強く閉める音など物凄く驚くことがあると思いますが、それが理由なのです。

『音の大きいものは怖い』という感情になってしまうので、自然と声が大きな人も不快に感じるということがいえます。

また、動くたびに大きな音をたてる『がさつな人』に対しても、『この人は大きな音を立てる人だから怖い』そんな風に思っている可能性が高いでしょう。

このことから、犬の聴力の凄さは人間とは桁外れだということを良く理解していただけると思います。

それを踏まえて、犬と接する時の声の大きさや動作には、注意が必要だといえますね。


3.表情から怖い人と認識している

退屈そうなビーグル ご存知ない方も多いのですが、犬というのは、実は人の表情から感情を読み取ることができます。

感情を読み取ることに関する研究は数多く行われており、実証されています。

飼い主が怒った顔をしている時は『悪いイメージ』を、飼い主が笑っているときは『良いイメージ』を持つわけです。

それが原因でいつも怒っていたり、怒ったような表情に見受けられる人には近寄り難く、近づきたいけど勇気がなくて結果的に懐つかないということに繋がっている可能性があります。

また、メガネをかけている人とメガネをかけていない人とでは、メガネをかけてない人の方が犬から見ると印象が良いともいわれています。

いずれにせよ、人がする表情は犬にとって重要だと考えられます。

懐かないからといって、叱ったり、怒った表情ばかりを見せるのではなく、表情の工夫をしてみるのも効果的でしょう。

4.突然触る人は苦手

遠くを見つめるビーグル 犬は、突然自分の体を触ってくる人を苦手とする場合が多いです。

そして、犬の体の中には、触られたくないと思う大事な部分があります。

それは、「尻尾」と「鼻周り」で、犬からすると最も大事な場所だとされています。

心を許した人にはお腹を見せるという仕草をすることがありますが、お腹も急所ですので、警戒心の強い犬は慣れるまでは見せてはくれない大事な部分です。

たとえ、触られたくない部分以外であっても、突然体を触ってくる人に対して不快感をおぼえることが多いので、触り方にも注意しましょう。

まとめ

いかがでしたか?

もし、当てはまってる部分があれば、改善してみると良いでしょう。

犬は理由なしに人を警戒しないので、きっと何らかの理由があると思いますから、気長に接していくようにしてみましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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