2018年4月25日

初めて犬を飼うときに飼い主が学ぶことは?費用やお世話の時間などについて

足元を駆け回り、愛くるしい顔でついてくる、お膝の上で寝たり寄り添ってくるという、愛犬との楽しい生活を想像しながら犬を迎え入れる人も多いと思います。

犬にはそういう一面がある一方、予想外の行動をとり困らせることも多くあります。

また犬は生き物ですから、育てるために費用がかかってきます。

初めて犬を飼う人は、想像もしない犬の行動やコスト面に悩まされることも多いと思います。

犬を初めて飼って学ぶことを4つほど紹介したいと思います。

学んだこと①意外とコストがかかる

フードを食べる犬と猫 犬の購入費や、部屋ケージ、移動用ケージ、食器に首輪、リードなどなど初期投資にまずお金がかかります。

ここまでの備品やドッグフードなどでコストがかかるのはある程度想定の範囲内かもしれません。

飼い始めてから感じるのは、医療などにかかるコストが意外と高いということです。

最初の犬の登録費をはじめ、ワクチンは9種や11種のものを年に1度、フィラリアの薬は6カ月間、ノミ・マダニ対策費、翌年にはフィラリア感染が無いか血液検査など最低限の出費だけでもかなりの費用がかかります。

これにプラスして、食欲がない、風邪をひいたとちょっと診せに行くだけでも犬は診療代が高くつきます。

また肛門腺絞りや爪切り、耳掃除に加え犬種によってはトリミングが必要な犬種もいます。

飼い始めて一番ダメージが大きいのは金銭面でしょう。

学んだこと②お世話に時間が取られる

こちらに向かってくるチワワ 家庭環境にもよりますが、小さな子供がいるお宅で初めて犬を迎えるには飼い主の覚悟がいります。

今まではお仕事から帰って(人によりますが)余裕が出来た時間は家事や子供に充てることが出来ましたが、犬を迎えるとそうはいきません。犬もかまって欲しがりますし、散歩に連れ出してあげなければなりません。

犬はストレスがたまったり、かまってアピールにいたずらをすることも多く、子供よりも目が離せなくなる可能性もあります。

そこで犠牲となるのが飼い主の"時間"です。

家族全員がそれぞれ時間を削って犬と接する時間をつくる必要がありますし、家族で分担できない場合は一番面倒を見る方(ご主人様)の時間が削られる覚悟をしなくてはなりません。


学んだこと③簡単に家を空けられない

フローリングを歩く犬 犬を飼い始めて極端に減ったのが旅行です。

今までは行きたい場所があれば宿を確保して気軽に出かけていましたが、犬を迎えてからはそう簡単にはいきません。

日帰りで帰る旅行も今までは夜遅くに帰宅することが出来ましたが、家で愛犬がお腹を空かせて待っているとなると間に合うように帰ってやらなければなりません。

もちろんペットショップに預けてしまう事も出来ますが、タダではありませんし犬への負担も大きいものとなってしまいます。

家を空ける時間が少ない生活に切り替えることと、犬と泊まれる宿や、犬と一緒に遊べる場所への旅行に限定するなど、犬を中心に考える必要が出てきます。

学んだこと④犬がいる生活にあった部屋づくりを

部屋の床に伏せる犬 初めて犬を迎え入れると、かわいいあまり部屋中で遊ばせていたら椅子で糞尿をしてしまったり、机の上にあがってしまったりと、おやつも食事の時間もこれまでより大変です。

また、危険なものを口にしないようお子様がおられるご家庭であれば、子供部屋にも棚を作ったり、机椅子はハイにし、台所周りも侵入しないように柵をつけたりなどの工夫が必要になります。

人間だけが生活するスタイルと犬と共に暮らすスタイルは違うということを理解しなければなりません。

まとめ

人間だけで暮らしてきた環境に犬を迎え入れるということは、とても大変なことです。

コスト面もそうですが、上記のように犬を家族の一員として意識し十分に手をかけてやらないといけないことに、大変さを感じることが多いと思います。

ただ、"犬を飼う"と決めた方は犬が好きなことには間違いないと思います。

これから起こりうることを苦と感じることなく、楽しい毎日を暮らせるといいですね。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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