2017年11月17日

犬の臭い気になる一位は? 愛犬の臭い対策について

「愛犬の良いところも悪いところも、全部含めて愛せる!」

「でも、臭いだけは改善したいかも……」

気になる犬の臭いについて、愛犬家の皆さんの声とその対策方法についてご紹介します。

犬の臭いが気になりますか?

犬が泥だらけになって遊んでいる様子
大切な愛犬の臭いが気になるなんてかわいそうかも、と思っている愛犬家の皆さん、安心してください。

ペットと暮らしているオーナーさん1487人に聞いたアンケート結果をご紹介していきます(2015年 ペット総研調べ)。

80パーセント以上がペットの臭いが気になっている!

調査結果によると、ペットと暮らしていて臭いが気になる人は、「毎日気になる」28.3パーセント、「たまに気になる」52.9パーセントで合わせて80パーセント以上という割合です。

ほとんどの人が気になっているのですね。ではどんな臭いが気になっているのでしょうか?

ペットのどんな臭いが気になる?

フレンチブルドッグがトイレの上でお座りしている様子

・1位はトイレの臭い

気になると答えた飼い主が一番多かった場所は828ポイントで「ペット用トイレ周辺」でした。

やはり、トイレの臭いでお悩みの飼い主は多いようです。これは、愛犬の臭いの中でも、尿のアンモニア臭やフンの匂いが気になるという結果になります。

・2位はリビング

リビングで赤ちゃんとボクサーがくつろいでいる様子 どんな場所の臭いが気になるか、2位は意外とリビングでした。

2位ですが、510ポイントなのでトイレよりも大幅に少なくなりましたが、3位以降は200ポイント代が続くことを考えると、悩んでいる方が多いことが分かります。

リビングは、食事などの日常生活を送る場所でもあり、自分の洋服に匂いがついてしまう、人を招いた時に臭いと思われないか心配等、考えられる理由が多いことが原因と考えられます。

愛犬の臭い対策に本当に効果があるもの

シュナウザーがスプレーのようなものを吹きかけられようとしている様子 愛犬の臭いで飼い主の方が気になっているのは、トイレの臭い、リビングでの犬の体臭であることが前述の調査から見えてきました。この二つの臭いの対策についてご紹介します。

空気清浄機を設置する

臭いが気になる所の近く、臭いが気になるお部屋に空気清浄機を設置するだけで、臭いの感じ方は大幅に変わってきます。

ペットがいる部屋の空気清浄機を選ぶ時はどんな機能があると便利なのかご紹介していきます。

・フィルター自動お掃除機能つきのもの

空気清浄機を設置するとフィルターがホコリやゴミをキャッチしてくれます。

犬の抜け毛の散乱を抑える効果も期待できますが、それと同時にフィルターの掃除を頻繁に行う必要があるので自動お掃除機能のあるものが役に立ってくれる事でしょう。

・イオンを発生させるもの

永続的な効果の保証は出来ませんが、イオンを発生させるものは臭いを根本から断ち切ってくれるので犬がいる家庭には良いでしょう。

・アンモニア分解の触媒が多いもの

空気清浄機には分解できるものに得意・不得意があります。花粉に強いものや、PM2.5、ホコリ、タバコの煙に強いものなどがあります。

犬の臭いにお悩みの方は、アンモニア分解触媒が多いものを設置するのがいいでしょう。

トイレの臭いに効果があるもの

・アンモニア臭を分解する消臭剤を使用する

消臭剤を使用する際は、香りがつくものや、香りによって臭いを消すタイプのものではなく、科学的にアンモニアの成分を分解するものを選ぶようにしましょう。

クエン酸やミョウバン水、重曹水などであれば安価に作れるものもあるので試してみましょう。

特に気をつけたいのは、殺菌成分の入った消臭剤です。犬は体や床、ベッドリネンを舐めることがあるので使用は避けましょう。

・布に粗相をした時はお湯と酸素系漂白剤で完全除菌

布についた臭いは、お湯に入れた酸素系漂白剤で徹底的に除去することが大切です。

臭いがついていると部屋の臭いにも繋がりますし、そういった場所には重ねて粗相をしてしまう事があります。

体臭の対処法

・お風呂に入れて体を洗う頻度を増やす

犬がお風呂に入れられて泡だらけになっています
愛犬の体臭を消すにはお風呂に入れる頻度を増やす、これが最も近道です。シャンプーは被毛の長さにもよりますが、2週間に1度程度行うようにしましょう。

ただ、お店に頼む場合は出費などの問題もあり、自分で洗ってあげて乾かすまでの時間を確保するのも難しい等の問題があります。

そのような場合は、ペット用のシャンプーシートを使うだけでも臭いを軽減する事ができます。除菌等が出来るタイプもあるので一度見てみましょう。

・ペットに合ったトリミングを行う

フンや尿がお尻の周りに付きやすい子や、顔の周りに食べ物がついてしまう子はトリミングでスタイルを変えてあげるのもいいでしょう。

顔やお尻の周りの毛を短めにするだけでも、拭き取る手間も省けますし、愛犬の衛生状態を向上することができます。


まとめ

ポメラニアンがソファーの上でお上品に伏せている様子 臭いの問題でお悩みの飼い主は非常に多いので安心してください。

しっかり対策することで防臭する事が出来ます。自分は気にならなくても、家に来た人が臭いを不快と感じたり、服についた臭いで他の人に迷惑をかけてしまうようなことがないようにしましょう。

この記事が気に入ったら
Qpetに「いいね!」しよう

文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


合わせて読みたい


  • もしもマガジン Qpet協力ドクターの紹介
  • PAGE TOP