2018年1月25日

掃除したそばから犬が窓ガラスを舐めるのはナゼ?

家の掃除をして綺麗になった途端、愛犬が窓ガラスを舐めているといった経験をされた飼い主も少なくないでしょう。

窓ガラスを舐めるという不思議な行動をしていると、何かあったのかと心配になってしまいます。

ここでは、犬が窓ガラスを舐める理由や対策をご紹介します。

犬が窓ガラスを舐める理由

犬が舌を出している様子 犬が窓ガラスを舐めるのは、ストレスの発散が目的である場合が多いと言われています。

十分に運動が出来ていない、飼い主にあまり構ってもらえない、厳しく叱られたストレスなどがあると、その気持ちを紛らわすように窓ガラスを舐めることがあります。

また、ドライブ中に車の窓ガラスをペロペロ舐めるのも同じ理由です。

ドライブは楽しいものですが、車に慣れていない犬であれば不安な気持ちになっています。

その環境の変化からくるストレスへの対処として、車の窓ガラスを舐めると言われています。

もちろん、窓ガラスを舐める原因は必ずストレスだというわけではありません。

単純に窓ガラスのひんやりとした感触を楽しんでいたり、暇つぶしとして窓ガラスを舐めている場合もあります。

犬が窓ガラスを舐めるときの対策

犬がおもちゃで遊んでいる様子 愛犬が窓ガラスを頻繁に舐めているようであれば、何らかの対策を講じる必要があります。

ここでは、犬に窓ガラスを舐めさせないための対策を3つご紹介します。

他のおもちゃを与える

窓ガラスを舐めるよりも面白いおもちゃを与えてあげましょう。

口寂しいようであれば、噛んで楽しめるタイプのおもちゃがおすすめです。

犬グッズを売っているショップでは様々なタイプのおもちゃが売られているので、愛犬に好きなものを選んで有効活用しましょう。

苦味スプレーを活用する

苦味スプレーは犬の噛み癖を矯正するためのグッズですが、窓ガラスの舐め癖防止にも役に立ちます。

犬の嫌がる味のスプレーを窓ガラスに吹きかけておくことで、舐めるのを防ぐことができます。

犬の身体に害がないものを使用しましょう。

ストレスの原因を取り除く

一番大切なのは、ストレスの原因を取り除くということです。

しっかり運動させているか、たくさんコミュニケーションを取れているかなど普段の生活を見直してみてください。

ストレスの原因の心当たりがあれば改善が必要です。


他にもある!犬のストレスのサイン

犬が自分の尻尾を追いかけている様子 犬はストレスが溜まったときに窓ガラスを舐めることがありますが、犬のストレスのサインは他にもあります。

しっぽを追いかける

子犬が自分のしっぽを追いかけるのは、単にしっぽをおもちゃにしているだけのことがほとんどです。

しかし、成犬が自分のしっぽを追いかけていたらそれはストレスのサインである可能性が高いといえるでしょう。

頻繁にあくびをする

犬があくびをしているのを見ると微笑ましく感じてしまいますが、実はこれもストレスのサインです。

ストレスを忘れるために取る行動なので、頻繁にあくびをしているときは注意してください。

同じ場所の匂いを嗅ぎ続ける

犬は匂いを嗅ぐのが好きな動物ですが、通常であればいろいろな場所の匂いを嗅ぎまわります。

同じところをずっと嗅いでいるのであれば、それはストレスが溜まっている証拠です。強い興味を示しているわけではないので注意しましょう。

まとめ

犬が窓ガラスを眺めている様子 掃除してすぐに愛犬が窓ガラスを舐めると、犬に厳しく叱ってしまいそうになる飼い主も少なくないかもしれません。

しかし、叱りたくなる気持ちを我慢して愛犬の精神状態を観察しましょう。

愛犬がペロペロと窓ガラスを舐めていたら、まずはその原因を追究してみてあげてください。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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