2018年8月9日

ペット霊園の選び方や種類について

ペット霊園とは、ペットが亡くなったときに葬儀や火葬、納骨、埋葬、供養などをする施設のことです。

犬や猫はもちろんのこと、小鳥や爬虫類、両生類などのペットの供養を行っているペット霊園も多くあります。

ここでは、ペットが亡くなったときに多くの人が利用するペット霊園についてまとめました。

ペット霊園の火葬について

何かを見つめる犬 多くのペット霊園では、立会個別火葬、一任個別火葬、合同火葬の3種類の火葬を行っています。

立会個別火葬

立会個別火葬では、家族の立会いの下で個別に火葬を行います。

また、お骨上げも家族の手で行います。

一任個別火葬

一任個別火葬では、ペットの火葬を担当スタッフに一任します。

なお、火葬はペットだけで個別に行います。

合同火葬

ほかのペットと一緒に火葬をするのが合同火葬です。

合同火葬ではペット同士のお骨が混じってしまうため、基本的に返骨してもらうことはできません。

納骨・埋葬について

床に伏せて眠る犬 納骨・埋葬の方法にも多くの種類があります。

ペットのことを考えながら納骨・埋葬方法を選んであげてください。

納骨堂

納骨堂は、ロッカー状あるいは棚状になっている屋内の納骨施設です。

仕切りのある個別タイプまたは合同タイプがあり、個別タイプであればお花などで自由に飾りつけをすることができます。

納骨堂で安置する場合には、契約期間についても確認してください。

お墓

お墓には個別墓地や合同墓地などがあり、動物の種類ごとにお墓を分けているペット霊園もあります。

料金は、複数のペットが埋葬される合同墓地のほうが個別墓地よりも安くなっています。

また、人間とペットが同じお墓に入れる供養墓を設けているところもあります。

散骨

動物の供養では、散骨も一般的な方法です。

散骨できる場所を提供しているペット霊園もあります。

自宅供養

お骨を持ち帰って自宅で供養するのが自宅供養です。

庭に埋葬する、室内やベランダでお骨を安置するなどの方法があります。


法要について

海辺に佇むダルメシアン 多くの霊園では、四十九日や一周忌などの節目節目に法要を執り行います。

また、多くの飼い主が集まる合同供養祭を開催しているところもあります。

埋葬後もしっかりと供養をして、ペットの冥福を祈ってあげましょう。

ペット霊園の選び方

花に囲まれたゴールデン 特に都心部では多くのペット霊園があるため、どのペット霊園で供養をするかで頭を悩ませる人も多いと思います。

ここでは、後悔しないペット霊園の選び方をご紹介します。

プラン

ペット霊園によって、提供しているプランはそれぞれ異なります。

火葬方法や納骨方法についてよく調べたうえで、希望のやり方で供養ができるペット霊園を選んでください。

場所

ペット霊園が遠すぎたりアクセスが悪かったりすると、気軽にペットに会いに行くことができません。

後々お参りや法要に行くことも考えて、無理なく足を運べるところにあるペット霊園を選びましょう。

費用

サービス内容が同じでも、費用が同じだとは限りません。

また、最初の費用が安くても後から高い更新費を払わなければいけないということもあります。

どのくらいの費用がかかるかは、きちんと把握しておくようにしてください。

スタッフ

ペットが亡くなったときには、頭が真っ白になってどうすればいいか分からなくなってしまう人も多いと思います。

そんなとき、スタッフが親切に対応してくれれば安心ですよね。

ペットが永眠する場所だからこそ、思いやりのある対応をしてくれるスタッフがいるペット霊園を選びましょう。

まとめ

芝生の上に座る犬と飼い主 大切なペットが亡くなったときには心を込めて供養をしてあげたいものです。

ペット霊園はかわいがったペットが永遠に眠る場所ですから、よく比較検討したうえで後悔のない選択をしてくださいね。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、ペットとの暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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