2018年5月21日

ペット可の公園でもやってはいけないマナー違反とは

公園は公共の場であり、ペットを連れて訪れるのにもマナーが必要になります。

ペット可の公園であってもなにをしても良いわけではないため、トラブルの防ぐために配慮し、やってはいけないことを把握しておく必要があります。

ペット可公園でやってはいけないマナー違反①:ノーリード

飼い主を見上げるパグ ペット可の公園であっても、犬のリードを外すことは危険が伴います。

公園が広い、狭い、人のいるなしに関わらず、犬が自由な状態にするのはマナー違反になります。

人がいない状態であればリードを外しても良いと考えがちですが、実際には見落としているだけで人がいる可能性もあります。

普段おとなしい犬であっても遊んでいるうちに興奮してしまい、見境がなくなるケースがあるのもポイントです。

また、犬が怖い人やアレルギーを持っている人など、それぞれ抱えた事情が異なります。

ケガなどをさせた場合は飼い主が責任を負わなければならないだけでなく、公園自体がペット禁止になってしまう恐れもあります。

自分の責任だけでなく、犬の飼い主全体の責任になってしまうことがあるため、ドッグランがあるなど専用の施設がない場合はリードを外してはいけないのです。

ペット可公園でやってはいけないマナー違反②:糞を放置すること

2匹のパグ 基本的なことですが、糞を放置してはいけません。

公園の美観を損なうだけでなく、他の利用者にも迷惑になるからです。

どんな公園であっても糞を拾うための袋などを持ち歩くのは大切で、糞は全て自分で処分する必要があります。

糞を自分で処理しない場合は、法律に反する行為に該当したり、自治体ごとに定められている条例違反などで罰則がかせられる場合もあります。

また、大規模な投棄でなくても、罰則に問われる可能性があります。

犬の糞は持ち帰るかゴミ箱に捨てる必要がありますが、犬の糞を捨てないように指定しているゴミ箱もあるため、指定に従う必要があります。


ペット可公園でやってはいけないマナー違反③:拾い喰い

気持ちよさそうなパグ 拾い喰いをさせないのは重要なポイントです。

公園によっては食べ物が放置されているようなケースがありますが、食べさせると体を壊す恐れがあります。

また、他人から食べ物を貰うクセがつくことがマイナスになる場合があります。

近年では、食べ物に異物を混ぜて放置する事件などが存在するため、外にある食べ物は食べさせない、知らない人から食べ物を受け取らないことは大切です。

外で食事をするクセがついてくると、見知らぬ他人の食べ物を狙う可能性も出てきます。

一度でも人間と同じ食事を与えてしまうと犬の欲求が高まりやすくなり、人から食べ物を奪おうとするケースもあります。

一度癖をつけてしまうと公園に連れて行くこと自体が困難になる場合もあるのです。

ペット可公園でやってはいけないマナー違反④:譲り合いを忘れる、怠る

こちらを見つめるパグ 公園は公共のものであり、様々な人が訪れます。

自分と同じく犬を連れた人が来る可能性もあり、トラブルを避けるための工夫も大切になってきます。

道は譲り合うのが基本で、犬が興奮しそうな場合は事前に避けることが求められます。

お気に入りのルートが決まっているからと常に犬を優先しようとしてしまうと、他の犬とケンカになる確率が高まります。

自分の愛犬に問題がなくても相手側に問題があるケースも考えられるため、危険が予測される場合は避ける必要があるのです。

散歩の主導権を犬に渡してしまうとトラブルが発生しやすくなるため、自分が飼い主であると言う自覚も必要になります。

まとめ

ペット可の公園でやってはいけないことは、他の公園でやってはいけないことと共通しています。

ペット可だからといって特別に基準がゆるくなるわけではなく、常に他人や他の犬連れに配慮する必要があるのです。

ペット可の公園であっても犬が怖い人などは訪れるため、常にリードを握って自分がコントロールする意識も大切になります。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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