2018年6月19日
【愛犬の認知症リスクを回避】認知症予防に役立つ散歩の工夫4選
犬もシニア期にはいると認知症のリスクが高くなります。
人と同じように犬の認知症も予防することができ、その方法のひとつが「散歩の工夫」です。
今回は認知症予防に役立つ散歩の仕方を紹介します。
もくじ [非表示]
認知症になりやすい犬とは
認知症になりやすい犬にはある特徴があります。それは単調な生活をしているということです。毎日同じ人と接して、同じ場所に生活をしている、という場合にはどうしても脳に刺激が与えられません。
認知症予防という観点からみると、新しい挑戦などで脳に刺激を与えることが重要になってきます。
そして、犬にとって一番刺激を受けるのが「散歩の時間」というわけです。
認知症予防の散歩①「日光に当たる機会をたくさんつくろう」
特に室内犬には日に当たる時間が少ないため、夜の散歩が習慣化しているご家庭は、可能な限り明るい時間に散歩する日をつくりたいところです。シニア犬は自律神経の乱れやストレスを感じやすくなるので、最低でも1日15分は日光を浴びることができる環境作りをしましょう。
認知症予防の散歩②「たまに時間をずらしてみよう」
まず散歩に行く時間は不定期が好ましいです。毎日同じ時間に散歩に行くとどうしても行動がルーチン化してしまいますが、少し時間を変えるだけで犬にとって刺激が増えます。
例えば、時間をずらしたことでいつもと違う人や犬とすれ違うこと。
こういった些細な出会いも新たな刺激になるので愛犬の認知症予防おすすめです。
認知症予防の散歩③「いろいろな場所を散歩しましょう」
それ以外にも散歩コースを変えるというのもいい方法です。見える景色が違うだけで犬にとってはとても良い刺激になります。
基本は飼い主がコースを決めるのがいいですが、たまに愛犬にコースを決めさせるという方法もありです。
これによって考える力をいつも以上に使います。
自宅周辺だけでなく遠出をして違う場所を歩くというのもいいですね。
歩き方にも工夫をしてみましょう。
歩く速度を変えてみたり、休憩をしながらゆっくりと散歩をしてみたりといつもはしないような行動をしてみましょう。
認知症予防の散歩④「散歩中に話しかけてみよう」
散歩中に話しかけるのも良い行動です。人間が話しかけると首を傾げる犬がいますが、あれは声を聞き取りやすいように耳の位置を変えたりしています。
つまり、飼い主に話しかけられることで犬も「なんだ?」と考える時間ができることもあるのです。
犬に話しかける際は優しい口調を意識するようにしましょう。
認知症予防のためには「脳を活性化させる」ことが何よりも重要になります。
犬の日常で一番変化を取り入れやすいのが散歩です。
日課である散歩が愛犬のヘルスケアになれば、効率よく、かつ楽しく認知症予防ができますよ!
文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。
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