2018年12月3日
シニア犬にとって危険な室内インテリアとは?
高齢化が進む日本ではバリアフリー対策が推し進められています。
人間の生活様式が変わっていくのに合わせてペットの生活環境も変化し、ペット寿命が延びたことでペットの高齢化も進んでいます。
住み慣れた我が家でもシニアになった愛犬にとって家の中にも多くの危険が潜んでいます。
今回は愛犬がシニア世代に突入した場合、飼い主が気をつけてやるべき室内のインテリアについて紹介します。
もくじ [非表示]
シニア犬に危険なインテリア①:段差のあるソファーやベッド類

本能的に危害を加えに来るものを早目に発見するために、遠くを見通せる場所を好むことやソファーやベッドは飼い主がリラックスする場所であることを知っているので、それを共有したいという気持ちが働くからだと考えられます。
加齢と共に体の動きが悪くなるのは犬も人間も同じなのですが、犬は自分が老いたことを自覚しませんので「以前できたことは当然できる」と思わぬ無理をしてしまいます。
愛犬がシニア世代に入った場合、飼い主が愛犬の好きな場所へのアプローチにスロープや段差を埋めるための足場となるクッションなどの設置を考えてやる必要があります。
シニア犬に危険なインテリア②:ツルツルと滑りやすい床材

シニア犬になると踏ん張る力やバランス感覚が鈍くなるので、若い犬よりも転倒などの危険性が上がります。
ラグやカーペットを引いてやることで爪を立てることが出来るようになり転倒の可能性が低くなりますし、万一転倒しても直接硬い床材にぶつかることがなくなるので、シニア犬には安心です。
シニア犬に危険なインテリア③:毛足が長すぎるカーペットなどの敷物

絨毯やカーペットの毛足が長すぎると、歩行中や走った時に爪が引っかかってしまい逆に転等の原因となったり、爪を怪我することも有ります。
特にループ状に植毛している絨毯やカーペットは、爪が引っかかりやすいので愛犬の足元には不適当な素材だといえます。
毛足の短い絨毯やカーペットがシニア犬の足元には向いていますし、掃除の労力も軽減するでしょうからおすすめです。
シニア犬に危険なインテリア④:出入り口に仕切りのゲートが付いていない

好奇心旺盛な子犬の頃には勝手に外に出て行かないように、出入り口の手前に仕切りのゲートが必要だと感じますが、シニア犬に対しては「もう判っているから大丈夫」と安心して仕切りのゲートをつけない飼い主が多いようです。
でも外部から聞こえる音や匂いに誘われて愛犬がフラフラと外に出てしまう可能性がありますので、仕切りのゲートは必要です。
犬も加齢と共に視覚、聴覚、嗅覚が鈍くなっていきますから、人が近付いてくることに気付かず余りにも近くに人がいることに驚いて噛み付くなど、若い頃では考えられないトラブルにを起こしたり巻き込まれたりしかねません。
まとめ
犬の高齢化が進むに連れ白内障やアルツハイマーなど、私たち人間同様の老化が原因と考えられる症例が増えてきているようです。犬は人間よりも早く年を取りますので、この間まで子犬だと思っていた愛犬が10年もたつとシニア世代に突入してしまいます。
沢山の思い出を作ってくれた愛犬の老後を守ってあげられるのは飼い主だけですので、しっかりとシルバー犬用のバリアフリー対策を行ってやってください。
文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。
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