2018年3月25日

活発な犬を飼う際に注意したいポイントとは?

活発な犬は周りに元気を与えてくれる事もあって、活動的な飼い主に人気です。

しかし、活発な犬は何かと好奇心旺盛なので、トラブルを起こさない為には特徴を抑えておく必要があります。

ここでは、活発な犬の特徴や注意点、相性の良い犬についてご紹介します。

活発な犬を飼う場合の特徴

犬がスケートボードの上でお座りをしている様子 活発な性格をしている犬種は、活発さに伴うスタミナも備えているケースが多く見られます。

猟犬として活躍するために交配されたジャックラッセルテリアや、牧羊犬のボーダーコリーなど、姿からは想像できないほどのスタミナで走り回ることも多々あります。

また、ラブラドール・レトリバーのように、賢く落ち着いているイメージの大型犬でも、子犬の時には、旺盛な好奇心から走り回るなど活発さを発揮させる場合があります。

また、活発的な犬は、長所と短所が同時に現れやすいタイプでもあります。

とても楽しそうに遊び回り、高い興奮状態を保っていることも多い反面、落ち着きの無さや興奮状態から、しつけの困難さが見受けられる場合もあります。

そのため、子犬の頃から、「待て」のように落ち着いた動作を躾で覚えさせる必要があります。

愛犬は活発な性格か

子犬が芝生を走っている様子 同じ犬種であっても、性格は同じではありません。

それは、同じ親か生まれた子犬の頃から性格の差として現れます。

子犬時代に周りから離れている、他の犬に着いて回る傾向の強いのなら、自己主張が弱く、活発でない可能性があります。

反対に、いかにも子犬らしく走り回り、さらに吠えている場面が多く見られるのなら活発な子犬といって間違いないでしょう。

こうした子犬は、幼いうちにしつけをしないと主従関係が逆転する場合もあるため、しっかりと静的動作を覚えさせなければなりません。

とはいえ、犬は1歳になるとすでに成犬と呼ばれるほど成長が早いため、生後半年ほど経てば大体の性格が掴めてきます。

ただし、子犬の頃とは異なって、子犬の頃は活発でも成犬になる頃には大人しくなっている事もあります。


活発な犬と相性の良い犬

活発な犬は、社交性が高い特徴があります。

多頭飼いに向いているミニチュアダックスフンドなどは相性が良い犬が多いと言えます。

ただし、活発でありながら排他的な性格をしている個体も居ます。

飼い主が他の犬を構っている状態にストレスを感じるなど、社交的でない性格の場合は、相性の良い犬が少なくなります。

結局のところ、相性の良さは犬同士を会わせてみないと分かり辛いと言えます。

他の犬と交流する時の注意点

二匹の犬が芝生で遊んでいる様子 犬同士の交流は繊細で、活発な犬と大人しい犬が交流する時には、活発な犬が大人しい犬を追い回してしまう、という事態があります。

片方が大人しいと喧嘩になることは少ないですが、交流している犬がストレスを感じていないかよく観察しましょう。

反対に、活発な犬同士で遊んでいる場合は、エスカレートして怪我などをしないように注意して観察している必要があります。

まとめ

二匹の犬が芝生で走っている様子 犬が活発な性格になる理由は様々です。

犬種の特徴が大きくでる場合や、育った環境で形成された性格など、この犬種だからこういう性格とは一概に言えません。

活発な犬は、一緒に暮らしていると雰囲気を明るくしてくれる性格です。

しかし、多頭飼いをする場合は、他の犬との相性を観察したり、子犬時代から静的動作のしつけをしっかり行うことが重要です。

この記事が気に入ったら
Qpetに「いいね!」しよう

文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


合わせて読みたい

PAGE TOP