2018年4月27日

聞いてみたかった!犬をベビーカー(カート)に乗せるリアルな理由5選

「犬の散歩にならないんじゃないの?」

馴染みのない方なら、カートに乗って移動しているワンちゃんを見ると一度は疑問に思うはずです。

今回は知人でもなんとなく聞きにくい“カートに乗せる理由”を利用者から聞いてみました!

【理由①】愛犬が病気や怪我をしていても安全に気分転換(散歩)できる

カートから身を乗り出しているチワワ 高齢犬だけではなく、病気や怪我により歩行が困難になる犬も世の中には沢山います。

そんな状態でも、やはり犬は散歩や外の空気が大好きです。

その場合ベビーカーに犬を乗せる意味としては、「愛犬に外の空気を吸わせて気分転換させてあげたい」「外の景色を見せてあげたい…」など、そんな配慮が込められているのでしょう。

また病気や怪我の犬を飼い主が抱えて移動するのは負担もかかりますし、危険も潜みます。

その面から考えてもベビーカー(カート)は有効なのです。

落ち着く静かな場所についたら、静かに下ろしてあげて土や草木の臭いを嗅がせてあげるだけでも愛犬はストレス解消になるとされています。

【理由②】移動だけでなく、荷物の持ち運びが格段に楽になる!

観光地やイベント会場はいつもの散歩道とは違って、様々な人間が沢山いて凄い人混みですよね。

そんな時に便利な方法なのが愛犬をベビーカーやカートに乗せることです。

例えば自分も沢山荷物があるのに、愛犬を連れながら人混みをかき分けて歩くのは物凄く大変なことです。

しかも、駐車場から目的地まで距離が長いと尚更です。そんな時には愛犬を乗せたほうが移動が格段に楽になります。

おまけに荷物も一緒に運べるので、自分の手が自由になります。

トイレ袋に携帯水入れ、おやつにカメラ、と便利グッズをちゃんと持ち歩きたい人にとっては強い味方ですね!

次のページは…

見知らぬ人への配慮の時も?
リアルな理由、まだまだつづきます!



【理由③】安全面や周りへの配慮で使うこともあります

カートから顔を覗かせているシーズー 混雑した場所へ犬を連れて行く場合に問題となるのが、周りとの距離感。

しかも、小型犬は周りに気付かれにくく、踏みつけられれば思いがけない怪我に繋がったりします。

また、飼い主が気づかない内に人混みでパニックになった犬が他人に噛みつく危険もあります。

逆に犬は落ち着いていても、犬が苦手な人は近くを通る時、恐々とした気持ちですよね。

更に深刻なのはゴミの拾い食いです。ポイ捨ては今の時代なかなか無いですが、不意に落としてしまうことはあるはず。

玉ねぎ入りのバーガーに飛びついてしまったら…目を離した隙に何かを飲み込んでしまったら……。

そんなトラブルを回避する有効な方法でもあるのです。

【理由④】多頭飼いの散歩ではカートで色々な調節が出来ます

一緒にカートに乗っている二匹のチワワ 多頭飼いの場合はそれぞれが動くことでリードが絡まったり、散歩好きと散歩嫌いが混在したりとなにかと大変だそうです。

特に年齢差がある場合は若い子はロングコース、シニア犬は疲れたらカートに、などそれぞれへの配慮がしやすくなります。

【理由⑤】コンクリートジャングルの熱中症対策に便利

特に真夏のアスファルトは物凄い熱を発しています。犬よりも頭の位置が地面よりも離れている人間でさえ熱くて堪らなくなりますね。

赤ちゃんにもいえることですが、ベビーカーに乗せている場合立っている大人とベビーカーとの温度差は『5℃前後』といわれています。

暑さが苦手な犬にとって、5℃の差は非常に大きいです。

また、涼しい時間に散歩に出ても帰り道で突然日が照り出した、という時もサッと乗せて帰ることができるのでいいですよね。

もちろん、ベビーカーに乗せている間も熱中症対策は必要で、直射日光を遮るなど工夫しましょう。

犬用カートに乗っているポメラニアン 自身が利用する機会がないとなかなかメリットを想像しにくいですが、聞いてみると「なるほど」と納得するものばかりでしたね。

犬用のベビーカー(カート)は必須アイテムではありませんが、これだけ“お助けポイント”があるということは覚えておくといいかもしれません!

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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