2018年5月3日
愛犬が7歳になってから起きる「飼い主の4つの変化」
犬の7歳は人間でいうと“45歳”ほどの年齢になります。
見た目は変わらなくても体の中が少しずつ変わり始める、そんな歳を迎えた愛犬にしてあげたいことを見ていきましょう。
※当記事はアニコム損害保険株式会社が、インターネット上で集計したデータを参考に制作しています。
愛犬の老化を意識したのは7歳から(19%)
「愛犬の老化をしたのはいつごろから?」というアンケートに19%の人が7歳からと答えています。愛犬の老化は個体差がありますが、概ねこのくらいから年を取ったと考える飼い主が多いようです。
次にそう感じ始めた飼い主が“どういった行動を意識し始めたのか”を見ていきましょう。
1.予防ケアに積極的になる
「健康のために気をつけていることはありますか」というアンケートには45.5%の方が予防を行っていると答えました。ワクチンの予防接種やノミやダニに噛まれ発疹が起きないための予防処置です。
次に多かったのが35.8%で健康診断の回数を増やした、です。
異常の早期発見が大切なのは人も犬も同じです。
健康診断を定期的に受けることにより安心できるという飼い主が多いようです。
約7割の飼い主が1年に1回以上は健康診断を受けさせています。
2.ペット保険の見直し、加入
ペット保険に介入したという人もアンケートに回答した人の中で31.7%いました。もし入院や手術ということになった場合には高額の治療費が必要になります。
万が一に備えておきたいという飼い主も多くいます。
この他にも保険の見直しを考えるという人もいました。
ペット保険では8歳から10歳ほどで新規加入できる保険がぐっと少なくなってしまいます。
つまり7歳の時期が保険を乗り換える最後のチャンスかもしれないのです。
7歳という年齢は保険をはじめ、犬の身の回りの見直しにもちょうどいい時期です。
3.食べ物に気を使い始める
食事に関して気にしていることはありますかというアンケートでは、年齢に応じたフードを選ぶようになったが58.1%でなんと半数以上という数字になりました。ペットフード売り場を見ていても7歳からのフードやシニア犬用フードを多く見かけます。
愛犬の健康や食べやすさを考えて食事を変えるという飼い主が多いのですね。
4.散歩コースも見直した
7歳になってくると運動量も考え直す必要があります。もちろん散歩は運動のために必要なものです。毎日行ってあげたいのですが散歩コースを変えて距離を調整する必要があります。
7歳くらい場合、犬自身は衰えているという自覚がほとんどありません。
そのため今までと同じペースで走り、疲れ切って動けなくなってしまうということもあります。
今までよりも少し短めのコースにしてあげることも検討しましょう。
シニア犬になってくると今までとはまた違った付き合い方をしていく必要があります。
7歳はシニア犬の入り口のような時期です。
食事や散歩のコースなどを少しずつ考え直してより、愛犬のためになるようにしていきたいですね。
文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。
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