2019年3月13日

犬が眠い時に見せる6つのしぐさ

愛犬のあの行動はなんだろう…そう思ったことはありませんか?

犬の行動の中でも、特に「犬が眠い時」に多く見せる行動を6つ紹介します。

犬が眠い時のしぐさ① 口をもごもご、くちゃくちゃする

眠そうなハスキー
ご飯を食べたあとでもないのに、なんだか満足げな表情で口を動かしていることがありますよね。

舌を使ってもごもご…これは犬が落ち着いて心地よい気持ちでいる証拠です。

子犬時代、母乳を飲んで満腹になったら寝るという習慣からと言われています。

母犬の母乳は少し粘り気があるため、口をもごもごして口内の掃除をしているというわけです。

しかしこの行動をご飯の後や眠そうなとき以外でみかけたら要注意です。

歯周病などの口内の病気、異物誤飲、成長期や老犬なら歯が抜ける可能性がありますので、少しでもおかしいなと思ったら愛犬の口内をチェックしてあげましょう。


犬が眠い時のしぐさ② 深呼吸やため息

食事後や散歩から帰って落ち着いた頃、肺いっぱいに空気を溜めて細く長くふぅーと息を吐く姿を見かけます。

もちろん疲れがあるときや心配事、ストレスを抱えているときにもこの行動はしますが、寝床で横になりみるからに満足そうに息を吐いているならそれは「寝ます」というサイン。

ただし、鼻ではなく口から息を吐いたり、立位や座位の姿勢で頻繁に深呼吸やため息をしていたら体調不良を疑うようにしてください。



犬が眠い時のしぐさ③ 身体の一部をくっつける

飼い主に寄り添うジャックラッセルテリア
ソファや床に座っている時、いつの間にか近づいてきて頭を乗せたりお尻だけくっつけたり甘えん坊になることはありませんか?

前足や頭をぐいぐい使って何かを伝えようとするわけでもなく、そっと何処かが触れ合っている……そんな状態のとき犬はとてもリラックスして幸せを感じています。

すぐに大好きな飼い主のぬくもりを感じながらすやすやと寝息をたて始めるでしょう。


犬が眠い時のしぐさ④ 足元を気にしてぐるぐる回る

地面や床、敷物などの上で同じところを鼻でつつきながらぐるぐる回ったり前足で微調整していることがあります。

これは眠気に襲われた犬が寝るための寝床を整えている行動です。

1、2周回ってすぐに横になる子や、なかなか決まらずぐるぐる回り続ける子、鼻や前足でベッドを掘り返す子など、性格や育ってきた環境で違いがみられることもあります。



犬が眠い時のしぐさ⑤ まばたきをする

目を細めているチワワ
ぱちぱちと何度もまばたきをしたり、瞼を重そうにしたり片目だけを何度もぱちぱちしたりするのも眠い証拠です。

ただ、もし普段からこの行動が多いならドライアイや逆まつげ、目の中に異物が入ったなどを疑ってください。


犬が眠い時のしぐさ⑥ あくびをする

人間とほぼ同じ理由で犬もあくびをします。一回のあくびが長かったり、何度も繰り返しするならそれは眠気の限界が近い証拠です。

ところが眠い以外にも犬にとってあくびは様々な意味を持ちます。

何か怖いことがあって気を紛らわしたいとき、相手もしくは自分を落ち着けたいときなど俗に言うカーミングシグナルです。


犬は言葉が話せない代わりに様々なボディランゲージで私たちに訴えかけてきます。

病気や何かのトラブル、眠い以外の感情や態度の可能性も頭の片隅に置いて、前後の行動と照らし合わせて愛犬の仕草の意味を読み取ってくださいね。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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