2018年6月19日
みんなどうしてる?犬のフン(うんち)の始末、処理方法について
犬も人間と同様に、生きていく上で食事と排泄は欠かせません。
そして、犬の排泄物の処理は飼い主の責任です。
犬のフンを処理するときには、周りの人間への配慮を心がけましょう。
道端にフンをした場合に放置するのはマナー違反ですが、フンの臭いが漂ってくるだけでも不快に感じる方も居ます。
きちんとルールやマナーを守って、愛犬のフンの処理をしましょう。
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犬のフン始末は各自治体などのルールを守ること
どの自治体でも、犬を飼い方のルールを定めています。フンの処理方法は独断で決めずに、自治体のルールを確認する処理する必要があります。
犬のフン処理の方法:トイレに流すか燃えるゴミに出すか?
自治体によって定められた犬のフンの処理方法は異なりますが、大きく分けるとトイレに流すか燃えるゴミに出すかの2種類があります。犬のフン処理の方法①トイレに流す
排水設備は地域によって違いがあり、排水管が細い地域などでは犬のフンをトイレに流すことを禁止している場合があります。これは、犬のフンを流すことによって排水管を傷つける事や、詰まらせる事故を防止しています。
トイレに流すことを自治体が推奨している場合には、その通りにしましょう。
このとき、フンに付いた異物は極力取り除いておきましょう。
室内で排便した場合は問題ありませんが、屋外で排便した場合だとフンに石などが付いている可能性があります。
これをあらかじめ取り去っておくことで、排水管のトラブルを減少させる事が出来ます。
また、犬のフンは固いので注意をしないと排水管などに詰まってしまう場合があります。
トイレが詰まらないように、フンの量を調整して流しましょう。
特に、大型犬や多頭飼いの飼い主は要注意です。
一気にフンを流すのは危険なので、流せる量を確認しながら少しずつ処理しましょう。
うまく流れない場合は、ぬるま湯をかけて柔らかくするのも効果的です。
犬のフン処理の方法②燃えるゴミに出す
排水管に支障が出ることを避けるため、燃えるゴミに出すよう定めている自治体もあります。ほとんどの場合はスーパーのビニール袋に入れるだけで問題ありませんが、自治体によっては規定の袋に入れることを定めている場合があるのであらかじめ確認しておきましょう。
また、フンを燃えるゴミに出すときに問題となるのが臭いです。
犬の食事は人間の食事と異なるので臭いがきつく、悪臭がひどい場合には業者が回収してくれないこともあります。
臭いに対して近所の方とトラブルにならないよう、袋を重ねる方法や、防臭効果のある袋を使用することで対策をしましょう。
犬のフン処理の方法③自宅で処理をする
トイレに流したり燃えるゴミに出したりする以外には、燃やす、あるいは土に埋める処理方法があります。以前は、犬のフンを自宅の庭で燃やしていた人が多かったようです。
しかし、現在は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」が改正されたため、廃棄物を焼却することは禁止されています。
例外もありますが、フンを燃やすのは避けた方が無難だといえるでしょう。
そのため、自宅で処理をする場合は庭に犬のフンを埋めることになります。
この場合は、寄生虫に注意する必要があります。
人間に移る可能性のある寄生虫もいるので、庭に深く穴を掘って埋めましょう。
犬のフンは分解に時間がかかるといわれているので、分解を早める素材を使用することをお勧めします。
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散歩など屋外で犬がフンをした際のマナー
散歩など屋外で犬がフンをした際のマナー
散歩に出かけたときに排便をする犬も多いと思います。周りに迷惑をかけないためにも、屋外でうんちをした際のマナーはしっかりと守りましょう。
“屋外でしか犬にフンをさせない”というしつけはNG
散歩のときに用を足すのが習慣になってしまうと、家では排便が出来なくなってしまう事があります。天候が悪く外に出かけられないときに排便をしないようでは身体を壊してしまいます。
犬の健康だけでなく近所の方の為にも、屋内でも正常なサイクルで排泄が出来る習慣をつけてあげましょう。
犬のフンは持ち帰る
屋外でフンをした場合には、回収して持って帰ることがマナーです。フンが屋外に放置されていたら、誰かが間違えて踏む可能性があります。
また、フンが原因で人畜共通感染症になってしまう危険性もあるので、絶対に家に持ち帰るようにしましょう。
犬のフンはコンビニや公園に捨てない
コンビニや公園にはゴミ箱が設置されていることが多いですが、犬のフンをこれらの場所に捨ててはいけません。フンは見えなくても臭いがするため、迷惑になってしまいます。
コンビニのゴミ箱へ捨てる人もいるようですが、ほとんどのコンビニでは家庭ゴミなどを捨てる事を禁止しているので捨てないようにしましょう。
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犬のフンの処理に役立つ便利グッズ
犬のフンの処理に役立つ便利グッズ
犬のフンの処理はビニール袋や新聞紙でも可能ですが、最近は簡単にフンを処理できる便利グッズがたくさん発売されているので、グッズを活用する事で楽に処理が出来るようになるのでお勧めです。犬のフン取り器
フン取り器の使い方はとても簡単で、犬がフンをしようとしたときにお尻の下に用意します。フン取り器の中に排泄するので地面を汚すことがなく、手で掴む必要もありません。
これなら、フンの状態に限らず簡単に処理する事が出来ます。
軽量で持ち運びが楽なものも多く、散歩にお勧めの便利グッズの一つです。
犬のフン用エチケットパック
エチケットパックの中にフンを回収すれば、そのままトイレに流すことができます。簡単な上に衛生的なので、散歩の時には重宝します。
最近のものは簡単に開くことができるようになっているので、取り扱いに戸惑うこともありません。
また、香り付きのものも多く市販されているので、臭い対策としても効果的ですよ。
犬のフン用マナーポーチ
犬との散歩のときには、片手にリード、反対の手に荷物を持つと両手が塞がります。そういった状況を解消する為に、マナーポーチがあります。ストラップを使用してバッグやズボンに繋げておけば、邪魔になりません。
制菌・消臭加工のグッズがお勧めです。マナーポーチを使用するときには、定期的に洗濯をして衛生的な状態を保持しましょう。
犬のフン用飼養環境浄化剤
犬が屋外で排便した際は、道路が汚れている場合があります。水で流すだけでは不衛生なので、飼養環境浄化剤をかけて病原菌の繁殖を阻止しましょう。
消臭作用もあるので、悪臭を抑えることもできます。
飼養環境浄化剤が1本あるだけで、家の中を衛生的に保つことができます。
犬のフン専用のゴミ箱
犬のフンをトイレに流せる場合はその日のうちに処理できますが、燃えるゴミに出す場合はゴミ収集日まで家で保管しなければいけません。しかし、普通のゴミ箱に入れておくのは衛生的に心配があります。
また、夏の暑い日だと悪臭を放つ可能性もあります。そのような時に便利なのが、犬のフン専用のゴミ箱です。
ヒーターの熱でパックすることにより、嫌な臭いを密封してくれます。
犬のサイズに合わせた大きさのものを選んでください。
犬のフン用生ゴミ処理機
犬のフンを分解することができる生ゴミ処理機を使用するのも、処理方法の一つとして考えられます。特に、人が密集している都会に住んでいる人にはお勧めです。
まとめ
犬を飼うのであれば、フンの処理は避けて通れません。犬は自分で処理することはできないので、飼い主が責任を持って行いましょう。
マナーを守って処理すれば、近所の方に迷惑をかけないように注意しましょう。
便利グッズを使用する事でフンの処理も楽になるので、ぜひ活用する事で快適な散歩を楽しんでください。
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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。
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